ツールカードの定義とサイズの評価

2012.02.20ツールカードの世界Comment (0) - Trackback (0)

世にカード型のグッズは意外といろいろあります。そのなかで何をもってツールカードと定めるか難しいものがあります。
そもそもツールカードはクレジットカードサイズ、キャッシュカードサイズを意識して作られたものであるので、JIS規格を参考にして独断で決めました。
JIS規格では、磁気カードなどの識別カードの規格(X6301)として、タテ×ヨコ 54.0mm ×85.6mm 厚さ 0.76mmというのがあります。厚さについては0.25mmという規格もあります。実際のキャッシュカードなどはこの規格のサイズになっているわけです。そのほか、PCカードのような厚さ5mmという規格もあります。
 ツールカードの場合、このサイズにぴったり合う製品はそんなに多くはありません。
そこで、財布や手帳などのカードホルダーに入るか否かという点を重視して以下のように定めました。


タテヨコサイズについてはJIS規格のタテ54.0mm ×ヨコ85.6mm を中心値に、タテについては54.0mmプラス5mm以下・マイナス10mm以下とし、ヨコについては85.6mmプラス8mm以下、マイナス15mm以下を基本とします。
これをもとに、厚さで以下のような区分けをしました。

  「真」ツールカード  1.5mm以下
  「正」ツールカード   7mm以下
  「準」ツールカード  10mm以下
  「亜」ツールカード  15mm以下
  参考品         16mm以上またはタテヨコサイズオーバー

上記のうち、「真」と「正」ならば、まず市販のカードホルダーに入れることができると思ってよいでしょう。
このサイズ内に収めるために結構無理をして開発しているところにツールカードの醍醐味があったりします。「真」「正」ツールカードをGETすると満足感が大きいです。

「準」以上については、携帯には便利といえるサイズですが、カードを持つというよりカードケースを持つイメージになります。

このblogでは、一つ一つのツールカードについて上記の区分けも示していきます。


注:「ツールカードの世界」カテゴリの記事は、私が同名で展開していた別ブログの記事を引っ越して(必要に応じて)修正して掲載している記事が多いです。別ブログで紹介しきれなかったツールカードもこのカテゴリで紹介していきます。