プロジェクトD2

プロジェクトD2

Developmental ProjectプロジェクトD2

<極私的な製品開発を楽しむオーダー>

ノートン君工房Qはフルオーダーを承っています。
フルオーダーといっても世の中には様々な形態がありますが、工房Qはお客様と一緒に製品開発過程を楽しんで作りたいという考えです。
どういうものを作るか相談する過程でもお客様自身が企画開発する気分が味わえますが、そのほかに、楽しめる仕掛け「プロジェクトD2」を用意しています。
D2のDはDevelop(開発する)の意味、つまりお客様と工房Qの2者で製品を開発するということです。
できるだけ注文主様の好みや意見を反映しやすいように、2者だけで考えます。

プロジェクトD2の特徴

<その1> 完成したあと、工房Qの製品ラインナップに加え、他の人にも販売します (注1)
自分が欲しいものは他にも欲しいと思う人がいるのではないでしょうか。極私的に作ったものが他の人も喜んで使ってもらえるなら、最初にオーダーしたお客様自身が製品開発に関わった者として満足感が得られることでしょう。

<その2> お客様が製品に名前を付けられる
フルオーダー品のネーミングライツ(命名権)はお客様にあります。お好きな名前をお付けください。自分が考えたものが、自分がつけた名前で流通するってワクワクしませんか。なにより、製品に名前を付ける体験の面白さをぜひとも味わっていただきたいと思います。
「面白い語感で人の目を引き付けたい」とか「売れる名前はなんだろう」とか思案したりすることで、コピーライターになった気分になれます。自分や家族の名前の一部とか、好きなキャラクターをもじったネーミングにしてもいいです。公序良俗に反しない範囲でネーミングは自由です。 (注2)

<その3>相当数売れるとお客様にキックバックする
一定量売れた場合、製品開発に関わったファーストオーダーのお客様に代金の一部または全部をキックバックするスキームがあります。フルオーダーの場合、どうしても金額がお高くなってしまいますが、製品化して相当数売れたのならその分を、開発に関わって初期投資者でもあるお客様にリターンするべきという考え方をしています。キックバックする販売量や代金は製品によって違ってきますので実際の注文に関するやり取りをしながら相談することになります。

欲しいものを一から作り上げるフルオーダーの面白さを、さらに面白くしたこの仕掛けをぜひ試してみてください。 (注3)
ご注文はお問合せメールフォームより (注4)


注1) 自分が世界で一つだけのものを持ち続けたいという要望もあるかと思います。その場合は他の人には販売いたしません。また、素材調達の具合から継続的に同じものを作れない場合などは同様に他の人からのオーダーをお受けしないこともあります。

注2) 「なかなか名前が思い浮かばない」という場合は相談に乗りますし、「名前を考えるのがめんどくさい」という場合は工房Qがネーミングしますのでご安心ください。

注3) この取組みはフルオーダー品にのみ適用されます。工房Qでは既存製品のマイナーチェンジやカスタマイズのオーダーも承っておりますが、その場合は適用外となります。

注4) フルオーダーは工房Qの既存製品をご購入したことのあるお客様の場合のみ承ります。小さなものでもよいので工房Qの製品を手にして使ってみて、出来に納得したうえで注文していただきたいからです。


お時間のある方は以下の文章も読んでみてください。
・工房だより:受注生産の意味(2012.07.22)
・工房だより:ネーミングをめぐる冒険(2012.11.21)