リフィルノート用革表紙セット
まかないノート第3弾

2021.08.09【モノモノしい話：文具編, 工房だより, 文具系, 製品紹介】 Comment (0) - Trackback (0)

ひさしぶりに「まかないノート」を作りました（過去のまかないノートはこちらをご覧ください。＞　まかないノート第1弾　　まかないノート第2弾）。今回で第3弾になります。
きっかけは自家用で作りたくなるベースとなるノートが発売されたからです。そのノートとはMUJIから発売されたリフィルノート（A5サイズ）です。　
このノートはリングノートなのですが、構造はリヒトラブのツイストノートと同じ仕組みの綴じ具になっています。つまり、綴じ具が開閉し表紙も中紙も交換できるというわけです。革表紙のリングノートというのはこれまでもありますが、紙を使い切るとメーカーに依頼して入れ替えてもらう必要がありました。まかないノート第1弾もまかないノート第2弾も自分で差し替えられるようツイストノートをベースに革表紙ノートとして製作したのですが、このたび、ツイストノート以外の選択肢もできたということです。

ツイストノートのリングのピッチは一般のリングノート規格ですが、MUJIのリフィルノートはルーズリーフ規格になっています。つまり市販のA5サイズルーズリーフが使えるんです。また、大きなポイントとしては、綴じ具の色が2種あり、黒い綴じ具にすれば革との相性もバッチリです。

ということで製作したノートを紹介しましょう。
　
　
　
　
　
表紙は濃いグレーの革にして茶色の革でペンホルダーをつけました。ペンホルダーは3連式になっており、ペンを差し込むとペンがカンヌキの役割になってノートが開かなくなる構造です。ペンホルダーのサイズはジェットストリームの4+1が入る大きさにしました。
中紙はMUJIの方眼リフィルにしています。今後、他メーカーのA5リフィルも入れるかもしれません。
　

カレンダー、スケジュール管理用にはロルバーンのダイアリーを解体して入れています。これは今年すでに使い始めていたからでもありますが、ロルバーンはリングノートなのにリングノート規格ではなくルーズリーフ規格の穴のピッチになっているので、そのままセットできたのです。サイズはA5より一回り小さいのですが、使用上、特に支障はありません。2022年はA5サイズのカレンダーリフィルにするかもしれませんが・・・。
また、まかないノート第1弾でもセットしていた「しおリフィル」を、今回はルーズリーフ規格で作ってセットしています。

このしおリフィル、インデックスリフィルよりも使い勝手がいいと自負しています。インデックスリフィルはページが変わるととりはずしてセットしなおす必要がありますが、このしおリフィルならば取り外さずに紐を挟む場所を移動するだけで済むからです。
　
このノートはその名が表しているように自家用なんですが、MUJIのリフィルノートのカスタマイズを楽しみたい方にはスペシャルオーダーでお作りします。

参考価格（革の種類によって変わります）
　革表紙リフィル　A5サイズ用1枚　￥2500~　2枚セットで￥4800~
　ペンホルダー　1か所　￥1000~
　しおりフィル　1本　￥550~