まかないノート(その3)
しおりパーツの「しおリフィル」
2013.06.26【工房だより, 雑記】 Comment (0) - Trackback (0)
まかないノート(その2)からの続き
ツイストリングノートはシステム手帳ほど厚くないので、いくつものインデックスリフィルを挟む必然性はないのですが、使用中ページにすぐに到達できる仕組みはあってもいいと考えました。
そういった「しおり」の役割を果たすリフィルはシステム手帳にあります。ただ、システム手帳のパーツの場合、ページが変わるたびにいちいち金具から取り外してセッティングし直す必要があります。
そのわずらわしさを避けようと、装着したまま使えるしおりを考えました。
最初はペンホルダーの構想時と同様に、革表紙のパーツにしおりを付けてしまおうかと考えました。
しかし、やはりペンホルダーもそうしたように、脱着可能のパーツの方がツイストリングノートらしくて面白いと思い、単独のパーツとしました。
しおりの根もとを綴じ具の上部に挟んだまま、しおりひもを該当ページに挟みなおすだけでいいようにしています。
綴じ具に挟み込む3つの穴で根もとを固定できます。これを裏表の表紙のどちらかの側に挟んでおけば、本のしおりのように使えます。
このパーツは「しおリフィル」と名付けました。全て革で作ってあります。
これまで紹介したのを整理しますと、いまのところの「まかないノート」の構成は
・ホック付きの革表紙
・脱着可能なペンホルダー
・しおリフィル
になります。
中身は、方眼好きなので方眼リフィルにしています。
今、切望しているのはリヒトラブさんが黒い綴じ具を出してくれることです。
現在のクリアなものはカラフルなものには合わせやすいですが、渋さをかもしだすのには難があります。
まかないノート(その1)でも述べましたが、綴じ具の多色展開をしてくれれば、ユーザーのカスタマイズ意欲は高まると思います。
かつてのシステム手帳が多くのメーカー、ユーザーの工夫で進化していったように、ツイストリングノートが進化することを期待しています。
まかないノート、まかない文具については、まだいろいろと妄想中の構想(笑)があり、形にできたら紹介していきます。
こんなものあったら面白いんじゃないの、というようなご意見いただけるとうれしいです。
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