マグジョッター「ダイアゴナル」
弱点を克服したジョッター
2016.06.01【文具系, 製品紹介】 Comment (0) - Trackback (0)
最速のアクションでメモできるツール「ジョッター」の新しい形を考案しました。
その名は「マグジョッター ダイアゴナル」です。
ジョッターの多くは情報カード(5×3カード)と呼ばれる紙片を表面にセットして使います。
メモ面があらわしになっているため、表紙をめくる作業をせずにメモを取ることができます。
また、忘れてはならない大事な要件を書いておけば嫌でも目に入るため、備忘ツールとしても有効なツールです。
ただ、ジョッターにも弱点があります。
それは、あらかじめセットした情報カードだけはすばやくメモできるものの、2件目をメモしようとすると次の情報カード(リフィル)をセットするのにちょっと時間がかかってしまうのです。長方形の本体の4隅にある「押さえ」に情報カードの4つの角をそれぞれ挟み込む作業になるからです。
立て続けにひらめいた案件を書くなど、続けてメモを取りたいときに、この工程が思考の連続性を断ち切るおそれがあります。
それがジョッターの弱点です。
その弱点解消を狙って2つの面を持つジョッターも市販されています。
当工房Qでは4つの書き込み面のあるシステムジョッターなるジョッターも考案しました。
このたび考案したマグジョッターは、そういう「面を増やす」解決方法とは違う、リフィルの取り換えを簡易にしたジョッターです。
リフィルの押さえは長方形の対角の2か所のみ。
その押さえの一つはマグネット式になっています。
一つの案件を書き終わって次のリフィルをセットする作業は以下のようになります。
1.マグネットの押さえをめくるような形で開き、リフィルを外す
2.マグネットの押さえをめくったことで、裏側のポケットが同時に開く
3.ポケットに書き込んだリフィルを格納し、新しいリフィルを取り出す
4.新しいリフィルの一角を対角の押さえに挟み込み、マグネットの押さえをくっつける
取り外しからセットまでの工程を流れるように作業ができます。
普通のジョッターのようにリフィルを4隅の押さえに挟む場合、リフィルを少々曲げるような形でセットしなければなりませんが、このマグジョッター ダイアゴナルは直線的に紙をすべらせるだけでセットできるので、もたつくこともありません。
押さえが4か所ではなく2か所にしかありませんが、1か所をマグネットで挟み込んであるため、リフィルが動くことなく安定しています。
マグネット式で、対角(ダイアゴナル)の押さえのみということで「マグジョッター ダイアゴナル」とネーミングしました。
タテ型のほか、ヨコ型もあります。
ヨコ型はマグネットの押さえを上に開きます。
ジョッターの使用頻度が高い方にぜひ試していただきたい品です。
受注生産でオーダーを承ります。
参考価格 8200円-
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