ツールカードの源流を考える(その2)

2012.08.11ツールカードの世界Comment (0) - Trackback (0)

ツールカードの源流を考える(その1)からの続き

ルーツの一つ「手鏡」
磁気カードの普及どころか、磁気カードが生まれる以前から存在していたカード型のツール。それが小さな手鏡です。

携帯手鏡手鏡にはいろいろな形状がありますが、カード状の長方形型は確かに昔から存在しておりました。筆者の小学生時代(1960年代後半-1970年代前半)、こうした手鏡を学校に持ち込んで太陽光を反射させてイタズラをしていた記憶があります。世の中にはそれ以前からあったはずです(ただ、このころは、世間で「カード」といえばせいぜいトランプカードのことだったでしょう)。
 
この延長線上にある手鏡類は現在でも販売されています。ツールカード史観に立てばシーラカンス的な製品といえるかも知れません。
磁気カード普及以後は、カードサイズ(約54mm×86mm)にあわせた大きさのミラーも登場してきました。素材もガラスではなくステンレスプレートだったりして、こうなるとツールカードのど真ん中の商品といってもよくなります。
その3に続く)
 
 
注:「ツールカードの世界」カテゴリの記事は、私が同名で展開していた別ブログの記事を引っ越して(必要に応じて)修正して掲載している記事が多いです。別ブログで紹介しきれなかったツールカードもこのカテゴリで紹介していきます。