ツールカードの形態 -変形と分離-

2012.02.23ツールカードの世界Comment (0) - Trackback (0)

ツールカードは使用時の形態で3つに分類できます。
 (1) 変形しないもの
 (2) 変形するもの
 (3) 分離するもの
このサイトでは、それぞれを<無変形タイプ><変形タイプ><分離タイプ>とし、複合したものを<分離・変形タイプ>と表記します。データカードの場合、無変形しかありませんから、このような分類ができること自体がツールカードの特色といっていいでしょう。

無変形タイプ
 使うときも使わないときも形が変わらないモノ。電卓やテンプレート、ミラーなどがこれに該当します。総じて作りが頑丈で安心感があるのがこのタイプの傾向です。
変形タイプ 
 使うときに変形するもの。フォールディングナイフやノギスなどがあります。パッと見よくわからない予想外な変形をするモノにめぐり合うとうれしくなります。このタイプだとレタースケールの変形っぷりがお気に入りです。
分離タイプ
 カードサイズの入れ物にさまざまなパーツが収納されていてそれを取り出して使うモノ。あるいはいろいろなパーツが組み合わさってカードサイズになっているモノ。こまごまとしたものをコンパクトに収納する日本人の技術の真骨頂を見るのがこのタイプの楽しみ方になります。リーグミニシリーズカーディシリーズはすべてこのタイプになります。
分離・変形タイプ
 上記、変形タイプと分離タイプが複合したモノ。このタイプはクセモノです。ギミックが面白さをかもしだしている一方、使いにくいか壊れやすいというシロモノです。代表はカードマニアシリーズでしょう。
 
 
注:「ツールカードの世界」カテゴリの記事は、私が同名で展開していた別ブログの記事を引っ越して(必要に応じて)修正して掲載している記事が多いです。別ブログで紹介しきれなかったツールカードもこのカテゴリで紹介していきます。