付せん付き鉛筆キャップというもの

付せん付き鉛筆キャップというもの

2013.10.21モノモノしい話:文具編, 工房だよりComment (0) - Trackback (0)

付せんが付いた鉛筆キャップです。

付せんとボールペンが一体化した製品は既にありますが、鉛筆と付せんの組み合わせはありませんでした。
「誰か製品化しないかな」と思っていたら、いつのまにか、製品がでておりました。
見つけたときは「おお、ついに現実化したか」と喜び勇んで購入しました。

日本の文具メーカーのものではなく、Pronotiという海外メーカーのものです。
付せんは差し替えができて、差し替え用の付せんも付いています。

付せん部分が分離して差し替え可能
 
一体型の付せん付き筆記具はデフォルトのペンを使うしかありませんが、キャップに付せんが付いたものの利点は、筆記具の方を自分の好みのものできることです。
この場合、鉛筆キャップなので、自分が好きな鉛筆を差し込めばいいのです。

付せん付きキャップに鉛筆を装着
 
 
と、ここまでの説明ではかなりいいもののように思われるかもしれません。
しかし、コンセプトはいいとして、肝心のキャップの性能がいけません。妙に内径が大きいのです。
先端に向かって細くなっているので、鉛筆を差し込めばどこかで止まりますが、入り口部分の径が大きいために鉛筆が安定せず、グラグラします。
正直、「設計ミスじゃないの?」と思いたいレベルなんです。

付せん付きキャップは不器用
 
 
騙されたようでくやしいので、周りにある筆記具をいろいろ差し込んでみました。
そうしたら、ユニボールシグノの収まりがもっともフィットしておりました(多少のがたつきはありますが)。

ユニボールシグノは大体フィットする

これじゃ、もはや鉛筆キャップじゃないです(笑)。
ま、付せん一体型のボールペンはペンの種類は選べませんから、シグノが好きな方ならこのキャップのメリットはあるのかもしれません。
両側にキャップがついて間抜けといえば間抜けですけど。