マイクロノートの使い方
お気に入りの四字熟語を書いてみる
2013.10.23【工房だより, 雑記】 Comment (0) - Trackback (0)
工房Qにはマイクロノートという製品があります(参考記事:極小の小物紹介)。
その名の通り、非常に小さなリングノートです。
約18mm×25mmのとてもかわいらしいサイズです。こんな小ささでも革の表紙に和紙の中紙という「高級ノート」だったりします。
文具好きな方のために、常に身のまわりにつけておける文具として小さく作りました。
このノートはノートとしての実用性はありませんが、実用性ゼロかというとまた違います。
「じゃ、何に使うの?」
ということになるのですが、自分が好きな四字熟語を書くことをオススメしています。
自分が心掛けたいこと、こうありたいまたはこうなりたい、というような四字熟語を書いておけば、何かの折に思い出して意識しておくことができます。ストラップ付なのでお守り感覚で持っていられます。
表紙の色もいろいろあります。その時手元にあった端革を使うので、それこそ一期一会の出会いになることでしょう。主にクラフトマーケットで出品しています。
ビジネスマンや商売人なら、「千客万来」「商売繁盛」「満員御礼」などがいいですし、受験生なら、「絶対合格」「大願成就」などが適しているでしょう。
ちなみに、使っている和紙は万年筆を使っても裏抜けしません。
参考までに以下に、
<こころがけたいことを現した四字熟語>
<自分が目指したいまたは子どもになってほしい理想の姿を現した四字熟語>
<ピンチを克服したいときの四字熟語>
<その他良い意味の四字熟語>
の4つに分類して拾い出してみました。お気に入りの四字熟語を見つけてマイクロノートに書き込んでみてください。
<こころがけたいことを現した四字熟語>
一期一会 一生に一度の出会いかもしれないと考えて、人との出会いなどの機会を大切にすることのたとえ
真実一路 偽りのない真心をもって一筋に進むこと。
誠心誠意 まごころのこもるさま。打算的な考えをもたず、まごころこめて相手に接する心
粉骨砕身 身を粉にして、努力すること
一所懸命 一つのことに努力すること
一意専心 一つの目標に努力すること
鶏口牛後 大きな組織の末端にいるより、小さくてもよいから長となって重んじられるほうがよいということ。
正正堂堂 態度や方法が正しくて立派なさま。陣営などの勢いが盛んなさま
勧善懲悪 正しい行動を応援し、悪い行動をこらしめること
安心立命 天命に身を任せて心を動かさず、煩悶もないこと。いかなる場合にも心が落ち着いていること
切磋琢磨 友人同士が互いに励まし合い競争し合って、共に向上すること
風林火山 風 速きこと風の如く 林 しずかなること林の如く 火 侵略すること火の如く 山 動かざること山の如く
青雲之志 徳を磨いて、立派な人物になろうとする心
一日一善 一日に1回は善い行いをすること
明鏡止水 静かで落ち着いた心境
臨機応変 その場その場で適宜対応を変えること
<自分が目指したいまたは子どもになってほしい理想の姿を現した四字熟語>
明朗快活 明るくて、活発な性格
謹厳実直 無駄な口を叩かず、まじめなさま
眉目秀麗 見た目がとても美しいこと
才色兼備 美しく、能力も優れていること
才気煥発 すぐれた才能が外にあふれ出ること。またそのさま
天衣無縫 けがれなく、純粋なさま
生気溌溂 生き生きとして、動作や表情に元気のあふれている様子
公明正大 私心をさしはさまず、公正に事を行うこと。また、そのさま
質実剛健 中身が充実して飾り気がなく、心身ともに強くたくましいさま
八面六臂 色々なことに気がつき、活躍すること
疾風迅雷 素早く激しいさま。速い風と激しい雷の意から
神出鬼没 自由自在に素早く現れたり、隠れたりすること。きわめて巧妙に出没し、所在が分からないこと
精力絶倫 心身の活動がきわめて強くすぐれているさま。精力が飛び抜けて強いさま
気宇壮大 心意気、度量や発想などが人並みはずれて大きいさま
一騎当千 一人で千人の敵に勝てるほど強い実力者
百戦錬磨 数々の実戦で鍛えられること。また、多くの経験を積んでいること
<ピンチを克服したいときの四字熟語>
七転八起 七たび転んでも八たび起きること。何度失敗してもくじけずに努力すること
乾坤一擲 一つのことに集中し、運を天にまかせて、のるかそるかの大勝負をすること
起死回生 絶望的な状況を立て直し、一挙に勢いを盛り返すこと。
捲土重来 一度敗れたり失敗したりした者が、再び勢いを盛り返して巻き返すこと
心機一転 ある動機をきっかけとして、すっかり気持ちがよい方向に変わること
先手必勝 戦いの局面で相手よりも先に攻撃を仕掛ければ、必ず勝てるということ
臥薪嘗胆 負けても、すごく努力していずれ勝つこと
<その他良い意味の四字熟語>
一石二鳥 一つの行為で同時に利益を二つ得ること
生生流転 万物が永遠に生死の間を巡ること。万物が絶えず変化し移り変わってゆくこと
天下太平 世の中が極めて穏やかに治まっていて平和であること。安穏無事でのんびりしているさま。
相思相愛 男女がたがいに愛し合っていること。
十人十色 十人いれば十人とも、好みや考えがそれぞれに違うこと。
合縁奇縁 人と人とのめぐりあいや相性などは、すべて不思議な縁のはたらきによるということ。
因果応報 よい行いをした人には良い報い、悪い行いをした人には悪い報いがある。
空前絶後 非常に珍しいこと、まれなこと。今までに例がなく、これからもあり得ないという意から。
雪月風花 四季折々の自然の美しい景色のこと。また、それを見ながら、詩や歌を作ったりする風流なさまのこと。
千載一遇 滅多に訪れそうもないよい機会。二度と来ないかもしれないほど恵まれた状態。
百発百中 すべてが狙い通りにいくこと
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