おばけえんぴつ

おばけえんぴつ
ぬらすとばける

2013.01.06モノモノしい話:文具編, 工房だよりComment (0) - Trackback (0)

字がかすれかけていますがよく見ると
 おばけえんぴつ(ぬらすとばける)
と書いてあります。
2010ごろ骨董市イベントで入手した古い鉛筆100本セットの中に2本だけ入っていました。
古いもののようですが、私の子供のころには見かけたことはありません。
地域性のある商品かもしれません。

買った当初、ネットで調べようと検索してみたら、以下の情報がありました。
ディジタルさんのブログエントリ「「『お化け鉛筆』て知ってますか?」2009.10/12より

普通に書くと2Hくらいの薄さの字しか書けないのですが、芯に唾や水をつけて書くと字が濃い紫色に変化するのです。

興味津々です。試してみたい気がするのですが、2本しかないのでもったいなくて試せません。


・・・と思っていたのですが、

今日になって、この記事を書こうと思って改めて検索してみると、画像つきで紹介していたページが見つかりました。
それが以下のページ

「骨董 器や」さんのブログ「時代屋 器やの女房」の2012.4/15の記事
おばけ鉛筆と赤青鉛筆

ふーん、私のは赤(エンジ色)だけど、青もあったんだ、と思いつつ、よく見ると、なんと地元の骨董屋さんではありませんか。
昨年4月の投稿なので今もあるかどうかはわかりませんが、
「1ダースで売っている(た?)なら、削って書いて確かめられるゾ」
と思い、これは行くしかあるまいと早速、店に伺いました。

で、しきいをまたいですぐ、店主に尋ねると、「もう売れてしまった」との返事。がっくり。
東京方面のイベントに出店した時に、すぐに売れてしまったようです。

買った人がwebにアップしていないかと検索したのですが、結局見当たりませんでした。

メーカー名も書いてないので、どのような由来のある商品なのかはわかりません。
情報をお持ちの方は教えてください。

ところで、「骨董 器や」さん。昭和レトロなグッズがたくさん置いてありました。
このあたりでは珍しい意外性のある店です。
この店を知ったことを今回の収穫としておきます。
今日は午後から用事があって長居ができなかったので、今度ゆっくりと物色しに行こうと思います。
 
ペン先型ペンシルキャップを付けてみた図

おまけ:ペン先型ペンシルキャップを付けてみた