カリグラフィー・シャープペン? 筆シャープペン?

カリグラフィー・シャープペン? 筆シャープペン?
はたして、その実態は

2013.01.09モノモノしい話:文具編, 工房だよりComment (0) - Trackback (0)

先日、100円ショップで購入したシャープペンが面白いので紹介します。
なんと芯の断面が円ではなく、横長の四角になっているんです。

芯の形
さて、このシャープペンの正体はと言うと、試験のマークシート用シャープペンなのでした。
平たい辺で描くと、マークシートが一発で黒塗りできて、時間を効率的に使えるというシロモノです。
試験の世界からとんと遠ざかっていたため、こんな製品が出来ていたとは知りませんでした。
私が現役のころ、これがあったなら1ランク上の学校に行けたに違いないでしょう(笑)。

早速購入して家でいろいろ書きなぐっているうち、これでカリグラフィーが書けるのでは、と思いつきました。
そのままだと、長辺と短辺の差があまりないので、芯を斜めに削って試してみました。
カリグラフィーなんてこれまでやったことはないので見よう見まねですが、なんとなくそれっぽく書けました。
カリグラフィーっぽい 芯の先を斜めに削る

これで練習を繰り返せば、本物のカリグラフィーペンでも書けるようになるのではないでしょうか。

さらに気づいたのは、筆のようにも書けるということです。
筆ペンを使っている気分で書くと・・・

字のヘボさはおいといて、「とめ」や「はらい」も表現できることがわかりました。

三菱鉛筆から、その名も「筆鉛筆」という製品が出ていますが、これは筆シャープを名乗ってもいいかもしれません。

マークシート用シャープペンの全景

替え芯が5本ついて100円は安いと思います。