フリクションいろえんぴつの面白さ
色鉛筆の表現世界を広げる
2013.11.23【モノモノしい話:文具編, 工房だより】 Comment (0) - Trackback (0)
パイロットの消せるボールペン「フリクションボール」は、今やコンビニにも置かれるほど普及しています。このフリクションシリーズにはボールペンタイプのほか、蛍光ペンなども出ておりますが、ついに鉛筆タイプが登場しました。
「フリクションいろえんぴつ」と言います。これより前にも同名の製品が出ていますが、それはボールペンタイプで、今回のものは鉛筆そのもの。木軸に芯があって、削って使うタイプです。
早速4本購入し、いろいろと遊んでみました。
地元の文具店がややフライング気味(?)に販売を開始したのか、これの購入報告はネット上でまだ見かけないので先駆的なレビューになります。
普通の色鉛筆と比べると色はやや淡いですが、書き味は従来の色鉛筆そのものです。
色鉛筆なのに消しゴムでキレイに消せるのが心地よいです。
それで気づいたのは、フリクションならではの消しゴムを使った表現ができるということです。
青色で夜空を描き
消しゴムで月をあらわし
黄色で重ねぬりすると
おぼろ月のようになりました。
<その他実験してみたもの>
色を重ねたり、一部消したりして、普通の色鉛筆ではできない表現ができます。
同じパイロット社の万年筆カクノで書いた字の上にぬってみました。そのまま透けるのでマーカーのようにも使えるのがわかります。
実験が面白く、4色しか買っていなかったことを後悔し、翌日12本セットを購入してきました。
完全に子どもをターゲットにしているのがわかるパッケージです。
これ以外に女の子向けと思われるピンク色のパッケージがありました。
オジサンがこれを使うのはちょっとね、ということでペンケースに入れようかと考えたのですが、はたと気づいたのが「ペンシルタバネラーDT」の存在。そもそも12色色鉛筆用に作ったんだったと思いだし、改めてフリクションいろえんぴつ用に使うことにしました。
考えて見るとペンシルタバネラーDTの元になったのは、フリクションボールタバネラーであり、フリクションでループしたことがなんだか面白く感じました。
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