ツイストリングノート用スタンディングリフィル
リヒトラブ社に捧げるアイデア
2013.12.05【モノモノしい話:文具編, 実験的製品, 工房だより】 Comment (0) - Trackback (0)
リヒトラブ社の名文房具「ツイストリングノート」を機動的に使うためのリフィルを作ってみました。本日思いついてすぐに作ったできたてホヤホヤです。
題して「ツイストリングノート スタンディングリフィルセット」。
表用、裏用のリフィル2枚のセットです。
まず、裏用のリフィル(左下写真の左側)は、ツイストリングノートメモ用の自作リフィル「カタリフィル」と同じ硬い紙を使用して作ったツイストリングノートA5サイズのリフィルです。これが、ノートを立たせたときにたわまないように土台として機能します。
そして、表側のリフィル(同右側)は最初からある表紙リフィルをわずかに改造したものです。
どこを改造してあるかというと、長辺の一部(上下2か所)に小さなゴム片を張り付けただけ(右下の写真)。これは滑り止めの役割を果たします。
ツイストリングノートがきれいに立ちます。硬い土台となるリフィルと滑り止めによって安定感もあります。
スタンダードなツイストリングノートではこんな風にしっかりと立ちません。
このような形状で使うことで、出先で記録したメモをパソコンに打ち込む時とか役立ちます。
なお、ノートを立たせるという機能には先駆者がいます。Beahouseさんの「立つノートカバー」と欧文印刷さんの「レポートパッドホルダー」です。どちらもすばらしい製品で、立たせることの有効性を実証しております。
ツイストリングノートの場合、カバーでもホルダーでもなく、リフィルを少し工夫することによってノート本体を立てることが可能であることに気づき、こうして作ってみました。
たたんでしまえば普通のツイストリングノートとほとんど変わらない外観です。
硬い土台があるので、立ったままメモを取る時も使いやすいノートになります。
持ち主が立つとき、ノートが立つとき、2つの「立つ」場面で使えるノートになるのです。
「立って良し、立てて良し」と言えばいいでしょうか。
工作好きにはぜひ自作をオススメしますが、大元のリヒトラブ社に是非製品化してもらいたいと思う次第です。
思いついたとき、「シンプルな単純構造だし、これはいける」と膝を打ち、そのワクワク感から速攻で作ったくらいです。
製品化にあたって重要なことは、立てたときに使いやすいように縦長のレポートパッド型が好ましいということです。
現在のところ縦型のツイストリングノートが発売されておりませんので、今回はやむなくA5のノートを使い、中のリフィルを方眼に差し替えました。
滑り止めのゴム部分もメーカーさんだったら、もう少しカッコイイ形状で作れると思います。
このアイデアは名文具を開発したリヒトラブ社さんへ敬意と感謝をこめて捧げます。アイデア代よこせなんて言いませんから、いけると思ったら製品化してください。
私はツイストリングノートの普及を心から願う一ユーザーです。
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