「大人の鉛筆」と「大人のペンシルキャップ」

「大人の鉛筆」と「大人のペンシルキャップ」
うれしい発見

2013.02.06工房だより, 雑記】   Comment (0) - Trackback (0)

下町の鉛筆メーカー北星鉛筆の名品「大人の鉛筆」(写真上)。2011年の文具大賞を受賞しています。
鉛筆と言っても実際は芯ホルダーですが、木軸の風貌と使い方が鉛筆ライクなので鉛筆と名乗るのに異論はありません。
鉛筆を愛する工房Qも持っています。

「大人の鉛筆」はノックすれば芯が引っ込むのでキャップは要りませんが、つい先日、「鉛筆なんだからキャップをはめたって悪くはないよね」とふと考えました。
しかし、「大人の鉛筆」は普通の鉛筆と比べるとやや軸が太く、普通の鉛筆用の金属キャップは入りません。
入るのは先端の金属部分までなので、ぐらぐらしてホールドできないのです。

 大人の鉛筆には、金属キャップが入らない

 
ちょっと前に試しに作ったLYRA社のGroove用キャップのように専用キャップを作ってみようかと思ったものの、考えてみると工房Qには「大人のペンシルキャップ」があるではないですか。

「大人のペンシルキャップ」は普通の鉛筆用ではありますが、隠れた能力のひとつに、「差し込む鉛筆の太さに柔軟に対応できる」というのがあります。固い革を使い、断面が「しずく状」となっているため、差し込む鉛筆にあわせて「しずく」の形状が若干変化して装着できるのです。
 断面が「しずく状」になっている。尖った部分がアソビになって多少の調節ができるのサムネール画像

LYRA社のGrooveほどの太さになるとさすがに入りませんが、普通の鉛筆よりちょっとだけ太いというようなレベルでは十分使えます。
ということで、「大人の鉛筆」に「大人のペンシルキャップ」を差し込んでみると・・・
 「大人の鉛筆」に「大人のペンシルキャップ」をはめたところ
しっかり入りました。
まるで、あつらえたかのようです。


ここで裏話を披露すると、「大人のペンシルキャップ」というネーミングを考える時、「大人の鉛筆」の存在が大きく目の前にありました。
「大人の鉛筆キャップ」という名前にしたら、「『大人の鉛筆』用のキャップ」に間違われるのではないか、これは「大人用の鉛筆キャップ」なんだからまぎらわしいよなあ、とまぎらわしい思考(笑)をしながら、「大人のペンシルキャップ」という名前に落ち着いたという経緯があります。
その時は、キャップ不要の「大人の鉛筆」にキャップを付ける、なんてことはまったく考えてもいなかったのですが、ふとした思いつきにより、くしくも「大人の鉛筆」に「大人のペンシルキャップ」が使えることが判明した次第です。
この事実がちょっとうれしくて報告させていただきました。

冒頭言ったように、「大人の鉛筆」はそもそもキャップ不要のものです。だけど、それでもキャップを付けたいという奇特な方がいらっしゃったなら「大人のペンシルキャップ」をオススメします。
大人度がさらにアップすることうけあいです(笑)。


参考:大人のペンシルキャップには別の隠れた能力があります。
関連記事「大人のペンシルキャップの楽しみ方(応用編)

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