BLACKWINGの消しゴムを自作
2014.05.07【モノモノしい話:文具編, 工房だより】 Comment (0) - Trackback (0)
私は消しゴムの着脱ができる消しゴム付き鉛筆BLACKWINGを愛用しております。
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発売元のアメリカではこの消しゴム部分のみでも販売しているようです。
消しゴム付き鉛筆の鉛筆と消しゴムを同時に使い終わることはまずありませんから、着脱式にするならば至極当然の発想と思います。
ところが日本では、文房具店でBLACKWINGを置いてあっても替えの消しゴムは置いてありません。
ならば、「作ってしまえばいいよね」と考えておりました。
カッターで普及品の消しゴムを同じサイズに切ればいいのですから。
ただし普通の消しゴムをカッターで切るといっても、消しゴムというものは垂直に切断するのは意外と難しかったりするので、もともと加工しやすいサイズの消しゴムを探しておりまして、このたび発見しました。
それがコレ↓
「ちび まとまる君」4個セットです。100円ショップで購入いたしました。
この消しゴムの厚さがBLACKWINGの消しゴムの横幅と同じサイズなのです。垂直に切る工程が1回省略できるので加工しやすいのですね。
同サイズに加工するのはそれほど難しくはなかったのですが、使用する場合、まとまる君はやわらかすぎですね。
ぐにょっと曲がってしまいます。
ただ使えないことはありません。
一つの「ちび まとまる君」から3つ切り出せますから、100円(+消費税)で12個作れます。
ベストとはいえないけれど悪くはないと思います。
ちなみに、他に使えそうな消しゴムとして、PentelのAin SALAがあります。
BLACKWINGの消しゴムより若干厚さが大きいものの、なんとか収められる厚さです。
加工で一番難しいのが厚さをそろえることですから、こちらの方が簡単に加工出来るはずです。
剛性も「まとまる君」よりは強いので使用感も期待できます。
ただし、Ainの場合、サイズ的に切り落とすとロスが大きすぎるのが難点です。
100円(+消費税)で3個しか切り出せません。
Ainの横幅があと1.5mmほど余計にあったなら、ほぼロスがなく倍の6個切り出せるだけに残念です。
実はそれが悔しくて切り出していなかったりします(笑)。
さらに蛇足です。
Ainと似たサイズの消しゴムにトンボの「MONO smart」があります。
こちらは厚さがほんのわずかですがサイズオーバーのため、使えません(Ainより0.5mmほど厚い)。
厚さを微調整する切り出しは最も難しい加工のため、ふみだせないのです。
MONOの消し心地は気に入っているだけに残念です。
もし、MONOをBLACKWING用に使いたいのであれば、他の大きいサイズのMONOを切り出した方がまだ加工が容易と思われます。
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