複合筆記具になるペンシルエクステンダー

複合筆記具になるペンシルエクステンダー
アタッチメントベースとしての鉛筆補助軸

2014.08.13モノモノしい話:文具編, 工房だよりComment (0) - Trackback (0)

鉛筆補助軸(ペンシルエクステンダー)は短くなった鉛筆を使うためのものです。
ただ、鉛筆以外の用途でも使えないことはありません。鉛筆と同じ太さのものなら鉛筆補助軸にセットできるのですから。
その点に着目している方々はいて、これまでも、ボールペンやタッチペンをセットするアイデアが各所で披露されておりました。
いわば、鉛筆補助軸をアタッチメントのベースとして使用するわけです。
こういう仕掛けは男子的に心そそられるものがあります。

そんな中、私もいままで披露されていないアタッチメントがあることに気づきましたので紹介したいと思います。

それは、Kuretake(呉竹)のmini筆ストラップです。
 
Kuretake mini筆ストラップ
 
ただただ、そのコンパクトさがかわいくて思わず購入したものです。
全長5.5cmの筆。小さなモノ好きにはグッときます。
これを付属するリングから取り外すと鉛筆補助軸にセットできることに後で(というかつい最近)気づきました。
そのまま使うには短かすぎる毛筆なので、この組み合わせで「もしかして史上初の毛筆補助軸になる」ってな感じで少々興奮いたしました(笑)。
 
ミニ筆ストラップを鉛筆補助軸にセット
 
鉛筆補助軸にアタッチメントを付け替えて使うという発想は広がります。
 
アタッチメントと鉛筆補助軸
  
そうなると別のアイデアも浮かんできたわけです。
両端に鉛筆をセットできる補助軸(SLE木製補助軸ダブル)と各種アタッチメントを組み合わせると楽しいということに。

一例を見せましょう。
下の写真はMIDORIのブラスボールペンのボールペンパーツ部分(上の写真の左のもの)とmini筆ストラップを組み合わせました。
世にも珍しいボールペンと毛筆の複合筆記具の完成です。
 
ボールペンと毛筆という稀有な複合筆記具に
 
「どういう場面で使うのか」というヤボなツッコミは無しで、純粋に、商品として現れることはないだろうという特殊性を楽しんでください。
 
もっとも、鉛筆と毛筆の組み合わせなら水彩のスケッチには使えると思います。

 鉛筆と毛筆をセット

さらに、ボールペンと鉛筆というような、ある程度実用性がある組み合わせもあるわけです。
 
ボールペンと鉛筆の組み合わせ
 
ダブルの鉛筆補助軸は、おろしたての長い鉛筆をセットしたり、濃さの違う鉛筆を組み合わせたり、色鉛筆と鉛筆を組み合わせたりできるということでお気に入りだったのですが、一層楽しめる文具になりました。

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