先日、地元のクラフト市に工房楔さんが出展していることがわかり、ごあいさつに伺いました。
工房楔さんはボールペンや芯ホルダー、エクステンダー(鉛筆補助軸)などを作っている木工作家です。希少な木材の木目を生かしたとても素敵な製品を出しています
そして、工房楔さんのエクステンダーを購入した方で、当工房のペンシルエクステンダーキャップをお求めになった方が何人もいらっしゃるのです。
私としてはエクステンダー雫という、工房楔さんの製品の中ではお手頃価格のものを購入しておりましたが、今回は思い切って、以前からあこがれの製品だった高級エクステンダー「トゥラフォーロ」を購入させてもらいました。
先日公開した鉛筆と周辺用具を一体化したシステム「Yatate」を手に取りながら、
「これって鉛筆におけるモビルスーツみたいだよね」
ってことに気づきました。
モビルスーツは機動戦士ガンダムでポピュラーになりましたが、その発想はSFに登場するパワードスーツにあります。
本来はスーツという名が示す通り、身にまとうものをイメージしており、強化服あるいは強化外骨格ともいうべきものです。
(興味のある方はぜひロバート・A・ハインラインの名作SF「宇宙の戦士」をお読みになってください)
Yatateが鉛筆にくっついて補助軸も消しゴムも鉛筆削りもキャップも一体化しているのであれば、鉛筆の機能を強化した外骨格と言っていいように思うのです。
「Yatateでコアになるエクステンダーツインが、ガンダムにおけるコアファイター的な位置付けになるしなあ」と、モビルスーツ説の展開の広がりに1人でにんまりもしました。
ただすぐに、これは半身がむき出しになっている感があるのでスーツと呼ぶにはちょっと足りないかも、と考えたのでした。
で、ちゃんとペンシルモビルスーツと名乗れる、全体をくるむ1本差しペンケースのような形状に仕立てました。
工房Qでは、一定額以上の買い物をしたり、ささやかなキャンペーン中にお買い上げくださった方におまけをつけております(ネットからの注文限定)。
おまけといっても、オリジナル性に手は抜きません。
工房内で作ったもの、他では手に入らないもの、というのを基本としています。
製品ページでも紹介している革のマップピンはその一つですが、他のおまけもあるので、少しだけ紹介します。
新製品の「ペン型インクカートリッジケース」について製品紹介記事をアップしました。
透けて見える半透明の革を使用し、ペン型なのでペンケースにも格納しやすいです。
カートリッジインク式の筆記具をお使いの方におすすめします。
ペン型インクカートリッジケース 万年筆と共に行動するインクストッカー
新製品の「革のペン置き」について、製品ページをアップしました。
愛用のペンをお持ちの方に使ってほしい一品です。
革のペン置き 机上の風格を高めるアイテム
あけましておめでとうございます。
本年も工房Qをよろしくお願いいたします。
未(ひつじ)年の未は未来の未。
未来に向けて明るい展望が開くことを願っております。
12月16日発売の「グッとくる文房具2015」(徳間書店)で工房Qのカンヌキ式(バタフライストッパー)クリップペンホルダー「カンヌ ニンジャブラック」について紹介記事が掲載されました。
105ページ「手帳ライフを快適にサポートする手帳小物の星たち」というコーナーに載っております。
お読みになっていただけるとうれしいです。
クリップペンホルダー「カンヌ」関連エントリ
「カンヌ」 脱着可能なカンヌキ式のクリップペンホルダー
漆黒のカンヌ ニンジャブラック
お客様から「クリップペンホルダー『カンヌ』をこんな風に使っているよ」とアイデアを教えてもらいましたので披露いたします。
カンヌは2個1セットになったクリップ式のペンホルダーです。
ペンホルダーのない手帳にペンホルダーを付けるだけでなく、表裏に1個ずつ2個セットすればペンを差し込むことで手帳が開かないようにできる機能があります。(詳しくはカンヌのページをご覧ください)
ところが、モレスキンのようなゴムバンド付の手帳の場合、もともと「開かない機能」があるわけで、カンヌをわざわざ2個セットする必然性はありません。そのため、1個ずつ2冊の手帳で使っている方もおられます。
今回、アイデアを教えてくれたお客様は、ゴムバンド付手帳でも、2個のカンヌを有効に使用しておりました。
昨日(11月16日)東京・雑司ヶ谷の手創り市に出展してきました。
秋も深まり、鬼子母神境内の銀杏が色づいて、心地よい環境でございました。
10月の同市は雨天中止だったせいか、人出は昨年11月の開催時より多いように感じました。
手帳選びのシーズンとあって、カラフルクリップペンホルダーとバタフライストッパー型クリップペンホルダー「カンヌ」を多めに持っていきました。
カラフルクリップペンホルダーは通常の6色にスペシャルバージョンを加え、25パターンのカラーバリエーションを揃えましたが、15色が売り切れ。
特に秋っぽい色使いのものが好評だったようです。やはり季節感は大事ですね。
工房Qは11月16日(日曜日)の東京・雑司ヶ谷の手創り市に出展いたします。
東京近郊にお住まいの方はお時間がありましたらぜひお立ち寄りください。
この機会に工房Qの製品を実際に手にとって見ていただけたらと思います。
手帳選びの季節ということもあり、ペンホルダー類は多めに持って行きます。
通常のラインナップにない色使いのものも並べますのでお楽しみに。
カラフルクリップペンホルダー ※下に追記あり
カンヌキ式クリップペンホルダー「カンヌ」
同日は、大鳥神社では酉の市が立ち、古本市の「みちくさ市」のほか、文具ファンのためのイベント「ブングテン」もあり、雑司ヶ谷全体がにぎわいます。雑司が谷ワンコイン落語会というのもあるそうです。
この季節、境内の銀杏が色づきとてもきもちいいです。散策するには最高の時期ですよ。
<参考記事:2013年11月の手創り市出展報告>