謹賀新年 2019
2019.01.01【工房だより, 雑記】 Comment (0) - Trackback (0)
あけましておめでとうございます。
本年は新製品を打ち出すのはもちろんのこととして、もう少しサイトの更新を頑張ろうと思います。
変わらぬお付き合いのほどお願いいたします。
工房Q
あけましておめでとうございます。
本年は新製品を打ち出すのはもちろんのこととして、もう少しサイトの更新を頑張ろうと思います。
変わらぬお付き合いのほどお願いいたします。
工房Q
工房Qは9月15日(土)、16日(日)に開催される「浜名湖アートクラフトフェア」に出展いたします。
場所は浜名湖ガーデンパーク。
9月になって秋めいて、すごしやすくなってきました。行楽として浜名湖にお出かけいかがでしょうか。
昨年は台風の通過のため、初日は雨、2日目は強風というコンディションでしたが、多くの方がブースに訪問していただき、天候とは裏腹に気持ちのいい出展でした。
工房QのブースはJ-12になります。
新製品「ガラスペン用ペンレスト+インクスタンド」のページをアップしました。
初回販売は予約受付分のみの製作で発送は9月から順次となります。
下の製品ページをご覧ください。
工房Qは8月5日(日)に東京・蔵前にて開催される「手帳社中 presents 真夏のギラギラ!手帳!の市」に出展いたします。
「真夏のギラギラ!手帳!の市」
https://techoshachu.connpass.com/event/94374/
手帳に特化したイベントのため、ペンホルダー類を中心に手帳周辺で使えるモノたちを持って行きます。
カラフルクリップペンホルダー
クリップペンホルダー「カンヌ」
揺れないペンホルダー
仕込みペン付ロディアカバー
リングメモハンガー
野帳ハンガー
ツイストノートメモ用革表紙
「ノートン君とメモルちゃん」チャーム
などなど。
その他、こんなもの見たいというリクエストがありましたら、問い合わせメールにて連絡くださいませ。
都合がつけばご用意いたします。
手帳好きな方はぜひお立ち寄りください。
日時:2018年8月5日(日) 10:00 - 17:00
場所:蔵前4273クリエイティブガレージ
〒111-0051 東京都 台東区蔵前4-27-3
本年も工房Qをよろしくお願いいたします。
笑う門には福来る みなさまを喜ばせる面白い製品を生み出していく所存です。
本年も工房Qをご愛顧くださいませ。
工房Qは11月25日(土)、26日(日)、富士市で開催されるふじのくにアートクラフトフェアに出展いたします。
開場となる富士中央公園は広々としていて富士山が良く見えるロケーションにあります。駐車場完備。お仲間をお誘いの上、ご来場ください。
ブース番号は39番になります。
来年の手帳更新時期なので、人気のカラフルクリップペンホルダーやバタフライ式クリップペンホルダー「カンヌ」など、手帳関連製品はバリエーションを増やして出品いたします。
どんなリングメモでもつり下げられるリングメモハンガーwithペンホルダー、愛用のペンを眺めながら置けるペンウオールなど文房具系ラインナップの他、割り切ったサイフシリーズの札カバー、ミニコインケースキーホルダー、コインホルダーキーカバーなど使って楽しい機能のある日用品もぜひ手に取ってご覧ください。
6月18日(日)、工房Qは雑司が谷地域文化創造館で開催されるブングテンに初出展いたします。
このイベントは文具好きが集まってワークショップを開いたり、コレクションを展示したりして楽しむものです。
今回、工房Qはコレクターとしての展示参加となります。
昔からコツコツ収集していたカード型グッズ、名付けて「ツールカード」のコレクションをお見せします。
ツールカードは、かつてシステム手帳ブームだったころ、システム手帳と併せ持つ道具として様々なものが考案されました。
昔ほどではありませんが、現在でも新しいツールカードが出てきております。
当サイトでも「ツールカードの世界」という形でそのコレクションを紹介しております。
コレクション全部ではありませんが、約90種類、サイトでまだ紹介していないものも持って行きます。
40種は自由に手に取ってご覧になれるように平置きし、細かなパーツに分離するものはパーツの紛失を防ぐため、リクエストに応じて個々に取り出してお見せします。
ブングテンの詳細はブングテンのblogをご覧ください。
謹賀新年。
おかげさまで工房Qは開設7年目に入りました。
今年も、風変わりな機能でお客様を楽しませるモノを作り続ける所存です。
変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
写真は年賀状用に作った手製の消しゴムハンコです。
酉年ということで「酉」の字をアレンジしました。
酉という字をよく見ると、鳥居が隠れているなあと気づいたところから構成した作品です。
11月26日(土)、27日(日)、工房Qは富士市で開催されるふじのくにアートクラフトフェアに出展いたします。
会場となる富士中央公園は市街地にありながら広大で富士山が良く見えるロケーションにあります。
来年の手帳更新時期なので、人気のカラフルクリップペンホルダーやバタフライ式クリップペンホルダー「カンヌ」など、手帳関連製品はバリエーションを増やして参加いたします。
ブース番号は10番になります。お仲間をお誘いの上、ぜひご来場ください。駐車場もあります。
工房Qは10月2日から5日までの4日間、臨時休業いたします。
誠に申し訳ございませんが、この間、問い合わせメールの返信や商品の発送はできませんのでご了承くださいませ。
工房Qはブツブツ交換に応じております。
クリエイターや農家による「自分のところで作ったもの」を交換対象にしております。
ブツブツ交換の詳細についてはコチラ→「ブツブツ交換してみませんか」を参照ください。
そんな中、先日、ブツブツ交換ならぬブツ・コト交換が成立したので報告します。
コトとは何かといいますと、先月、神田神保町いちのいちに出展した際のイベントロゴ「機能を楽しむ革小物 工房Q」の制作です。
こちらが提供するブツの方は「黒翼エクステンダー」。伝説の鉛筆BLACKWING用に工房Qが考案した鉛筆補助軸です。
革のペン置きのハンモックタイプ「ペンハンモック」の製品ページをアップしました。
大切なペンを優しくささえるコンパクトなペンの寝床です。
3月に出展した東京・雑司ヶ谷の手創り市に来場したお客様と会話中に、変わったニーズをおっしゃっていて、ずっと気にかかっておりました。
そのニーズとは一言でいうと「手帳を膨らませずに2本のペンを保持できるペンホルダー」というものでした。
お客様は愛用の手帳用に使うペンが2本あり、それを手帳の表面に2本並べて差し込んでおりました。どうしてもその2本を手帳に付けたいとのことでした。
それを薄手でフラットな愛用のバッグインバッグに格納しているのですが、手帳の表面にペンをセットするために、元来フラットな手帳の一部分が「手帳+ペンの厚さ」となり、バッグにすんなり格納しにくく、バッグの形も凸凹することに不満を感じているとのことでした。
あけましておめでとうございます。
本年も工房Qをよろしくご愛顧のほどお願いいたします。
申年元旦 清水港から望む富士
工房Qが開発した書き込み面が4つあるシステムジョッターをご覧になったお客様からの依頼。
リフィルをストックするポケットが欲しいというご希望があり、3面ジョッター+リフィルポケットということで制作いたしました。
また、ジーンズに合わせたいということでネイビーと黒のカラーリングで仕立ててあります。
お客様から、大切な方へのプレゼントに、とオーダーされたものを紹介します。
限られたイニシャルの方だけに製作可能なブックカバー i-Seven。プレゼントする相手はHさんという方でした。
i-SevenはB、D、H、K、M、N、Rの7種のアルファベットのイニシャルの方だけに提供できるものです。ブックカバーの構造上、そして字の形態上、たまたまこの7字になったわけですが、それがまた面白いと思って製品にしたものです。
Hさんなら資格十分です。
ワインレッドの色がお好きということで、濃いエンジ色のステッチで仕立てました。
9月19日(土)、20日(日)に開催された第7回ごてんばアート・クラフトフェアに参加してきました。
標高が高い御殿場とあって気温がだいぶ低くなるのではないかと覚悟していましたが、それは肩透かし。1日目はすっかり汗ばむ陽気でした。
会場の御殿場中央公園は芝生がとても気持ちのいい場所で、昨年出展して、ぜひ次も、と今年も応募しました。
昨年以上の人出でにぎわい、楽しく参加させてもらいました。
私はリヒトラブ社のツイストリングノートを愛用していて、これに関連したいろいろなものを作っています。
まかないとして自家用にしているものが大半で、これは他の人でも役立つかもと思えるものはオーダーを承っています(例:イツデモメモとか)。
ですが、時には自家用としても役立つかどうかを重要視しないで作ることもあります。
冒頭の写真は以前作った、リヒトラブのツイストリングノートメモにセットするFRISKケースです。
別に風変わりなFRISKケースを何種類か作っていることもあって、FRISKをいじっていた時に、FRISKの長さがツイストリングノートメモの幅と同等であることに気付いたのです。
新製品「大人のペンシルキャップtypeB」の紹介ページをアップしました。
鉛筆キャップではありますが、typeAと合わせると1本差しペンシルケースとしても使えます。
工房Qは5月17日(日曜日)の東京・雑司ヶ谷の手創り市に出展いたします。
東京近郊にお住まいの方、その日に東京に立ち寄る予定がある方は、工房Qの製品を実際に手にとって見ていただけたらと思います。
同日の雑司ヶ谷では、古本市の「みちくさ市」のほか、文具ファンのためのイベント「ブングテン」も開かれ、街全体がにぎわいます。
新緑が心地よい季節ですし、散策がてらお出かけしてみてくださいませ。
新作や限定的に作ったものなども持って行きます。変わったものを見たい方はお声掛けください。
お買い上げ下さった方でご希望の方には、ディープな文具ファンに人気のあるまお画伯に描いてもらった工房Q製品の紹介イラストの写しを差し上げます。
先日、地元のクラフト市に工房楔さんが出展していることがわかり、ごあいさつに伺いました。
工房楔さんはボールペンや芯ホルダー、エクステンダー(鉛筆補助軸)などを作っている木工作家です。希少な木材の木目を生かしたとても素敵な製品を出しています
そして、工房楔さんのエクステンダーを購入した方で、当工房のペンシルエクステンダーキャップをお求めになった方が何人もいらっしゃるのです。
私としてはエクステンダー雫という、工房楔さんの製品の中ではお手頃価格のものを購入しておりましたが、今回は思い切って、以前からあこがれの製品だった高級エクステンダー「トゥラフォーロ」を購入させてもらいました。
先日公開した鉛筆と周辺用具を一体化したシステム「Yatate」を手に取りながら、
「これって鉛筆におけるモビルスーツみたいだよね」
ってことに気づきました。
モビルスーツは機動戦士ガンダムでポピュラーになりましたが、その発想はSFに登場するパワードスーツにあります。
本来はスーツという名が示す通り、身にまとうものをイメージしており、強化服あるいは強化外骨格ともいうべきものです。
(興味のある方はぜひロバート・A・ハインラインの名作SF「宇宙の戦士」をお読みになってください)
Yatateが鉛筆にくっついて補助軸も消しゴムも鉛筆削りもキャップも一体化しているのであれば、鉛筆の機能を強化した外骨格と言っていいように思うのです。
「Yatateでコアになるエクステンダーツインが、ガンダムにおけるコアファイター的な位置付けになるしなあ」と、モビルスーツ説の展開の広がりに1人でにんまりもしました。
ただすぐに、これは半身がむき出しになっている感があるのでスーツと呼ぶにはちょっと足りないかも、と考えたのでした。
で、ちゃんとペンシルモビルスーツと名乗れる、全体をくるむ1本差しペンケースのような形状に仕立てました。
工房Qでは、一定額以上の買い物をしたり、ささやかなキャンペーン中にお買い上げくださった方におまけをつけております(ネットからの注文限定)。
おまけといっても、オリジナル性に手は抜きません。
工房内で作ったもの、他では手に入らないもの、というのを基本としています。
製品ページでも紹介している革のマップピンはその一つですが、他のおまけもあるので、少しだけ紹介します。
新製品の「ペン型インクカートリッジケース」について製品紹介記事をアップしました。
透けて見える半透明の革を使用し、ペン型なのでペンケースにも格納しやすいです。
カートリッジインク式の筆記具をお使いの方におすすめします。
新製品の「革のペン置き」について、製品ページをアップしました。
愛用のペンをお持ちの方に使ってほしい一品です。
あけましておめでとうございます。
本年も工房Qをよろしくお願いいたします。
未(ひつじ)年の未は未来の未。
未来に向けて明るい展望が開くことを願っております。
12月16日発売の「グッとくる文房具2015」(徳間書店)で工房Qのカンヌキ式(バタフライストッパー)クリップペンホルダー「カンヌ ニンジャブラック」について紹介記事が掲載されました。
105ページ「手帳ライフを快適にサポートする手帳小物の星たち」というコーナーに載っております。
お読みになっていただけるとうれしいです。
クリップペンホルダー「カンヌ」関連エントリ
お客様から「クリップペンホルダー『カンヌ』をこんな風に使っているよ」とアイデアを教えてもらいましたので披露いたします。
カンヌは2個1セットになったクリップ式のペンホルダーです。
ペンホルダーのない手帳にペンホルダーを付けるだけでなく、表裏に1個ずつ2個セットすればペンを差し込むことで手帳が開かないようにできる機能があります。(詳しくはカンヌのページをご覧ください)
ところが、モレスキンのようなゴムバンド付の手帳の場合、もともと「開かない機能」があるわけで、カンヌをわざわざ2個セットする必然性はありません。そのため、1個ずつ2冊の手帳で使っている方もおられます。
今回、アイデアを教えてくれたお客様は、ゴムバンド付手帳でも、2個のカンヌを有効に使用しておりました。
昨日(11月16日)東京・雑司ヶ谷の手創り市に出展してきました。
秋も深まり、鬼子母神境内の銀杏が色づいて、心地よい環境でございました。
10月の同市は雨天中止だったせいか、人出は昨年11月の開催時より多いように感じました。
手帳選びのシーズンとあって、カラフルクリップペンホルダーとバタフライストッパー型クリップペンホルダー「カンヌ」を多めに持っていきました。
カラフルクリップペンホルダーは通常の6色にスペシャルバージョンを加え、25パターンのカラーバリエーションを揃えましたが、15色が売り切れ。
特に秋っぽい色使いのものが好評だったようです。やはり季節感は大事ですね。
工房Qは11月16日(日曜日)の東京・雑司ヶ谷の手創り市に出展いたします。
東京近郊にお住まいの方はお時間がありましたらぜひお立ち寄りください。
この機会に工房Qの製品を実際に手にとって見ていただけたらと思います。
手帳選びの季節ということもあり、ペンホルダー類は多めに持って行きます。
通常のラインナップにない色使いのものも並べますのでお楽しみに。
カラフルクリップペンホルダー ※下に追記あり
カンヌキ式クリップペンホルダー「カンヌ」
同日は、大鳥神社では酉の市が立ち、古本市の「みちくさ市」のほか、文具ファンのためのイベント「ブングテン」もあり、雑司ヶ谷全体がにぎわいます。雑司が谷ワンコイン落語会というのもあるそうです。
この季節、境内の銀杏が色づきとてもきもちいいです。散策するには最高の時期ですよ。
<参考記事:2013年11月の手創り市出展報告>
静岡市の中山間地は通称「オクシズ」と呼びます。
そのオクシズの中平という集落に素敵なアトリエがあります。
先日、古い文机から出てきた鉛筆の話を書きましたが、その文中のマダムが居る場所です。
そのマダムは横山さんといい、場所の名はアトリエSAKIといいます。
ご本人の了解をとってここで少し紹介させていたたきます。
横山さんは古い着物などの古布を使って造花を作ったり、山にあるつるを使ったかご、ドライフラワーなど様々なものを作る作家さんです。
工房Qは9月20日(土)、21日(日)、静岡県御殿場市で開催された「ごてんばアートクラフトフェア」に参加してきました。
おかげさまで天候にめぐまれ、たくさんのお客様が来場してくれました。
会場となった御殿場中央公園は富士山が良く見えるロケーションで、一面の青い芝生がここちよいところです。
家族連れが多く、小さい子供たちは芝生で転げまわっておりました。
ごてんばアートクラフトフェアは初参加になりますが、他のクラフトマーケットで工房Qを知ったお客様が何人もブースを訪ねてくださり、感激いたしました。
人気があったのは、「カラフルクリップペンホルダー」で初日に予定数を完売。
工房にあった数個の在庫をかきあつめ、さらに10個ほど追加製作して臨んだ2日目は午前中に完売してしまいました。
工房Qは7月26日(土)の雑司ヶ谷・手創り市に参加してきました。
会場となる雑司ヶ谷鬼子母神は境内に樹木が多く、木陰が心地よい場所です。
工房Qのブースは午前中はバッチリ木陰にあったのですが、午後になって本堂上空の木がない空間から日差しが差し込むようになり、そこからは猛暑との格闘でした。
水分補給は2L以上。どんだけ汗かいたことか。
あまりの猛暑にお客様の来場はあまり望めないかなと考えていたのですが、少ないなあと感じることもなく、このイベントの人気と定着ぶりがうかがえました。
工房Qは清水七夕祭り期間に開かれた七夕マルシェに出展してきました。
清水七夕祭りは、ちびまる子の地元、静岡市清水区の駅前銀座と清水銀座にかけて開かれるもので、ちびまる子の作品にも登場する由緒正しい(?)お祭りです。
清水銀座にある戸田書店旧清水本店ビルを7月5日、6日の両日解放してもらって七夕マルシェの会場となりました。
戸田書店本店と言えば、さくらももこはじめ地元清水っ子にとっては原風景の一つとして脳裏に刻まれているようなスポットです。
この店舗は数年前に老朽化のため、惜しまれつつ閉店しましたが、中には書棚などの什器がそっくり残されており、その書棚を展示台に使ったマルシェとなりました。
先日告知しましたが、工房Qは静岡市清水区の七夕祭り期間中に開催される「TANABATA マルシェ」に参加いたします。
マルシェを主催するTenyneo(テニーネオ)さんが、今日会場を掃除するというので、下見がてら現場にお邪魔してきました。
会場はお知らせしましたとおり、清水人にとってはとても懐かしい戸田書店の旧清水本店です。現在は閉じられていますがマルシェの時だけ開きます。
ここの書棚を陳列棚として、ハンドメイド作家らが出展いたします。
がらんとした書棚を眺め、ここにハンドメイド作品が並ぶことを想像すると、なかなか面白いイベントになりそうな予感がしてきました。
18日に調布市で開催された東京蚤の市で手に入れた鉄筆です。
昔、ガリ版印刷をしたことがある人なら懐かしく思うかもしれません。
これも、おそらくガリ版が世間でよく使われていたころの鉄筆と思われます。
なんでこんなものを購入したのか。
ノスタルジーに浸りたいためではありません。実用として使うつもりです。
ただし、ガリ版刷りをやろうということではありません。
工房Qは昨日東京・雑司ヶ谷の手創り市に参加いたしました。
この手創り市は鬼子母神会場と大鳥神社会場の2か所で行われますが、今回は大鳥神社会場にブースを出しました。
おかげさまで快晴となり、人出もまずまずでした。
今回もさまざまな人と交流ができて良い日を過ごせました。
我が家の鉛筆遺産その1、その2もちゃんとディスプレイとして活躍してくれて、これをきっかけに会話が生まれたのは喜ばしいことです。
4月5日(土)より4月20日(日)まで、東京都板橋区の子猫堂さんにて「革こもの展」という企画展が開催されます。
工房Qも出品させていただくことになりました。
女性向けの作品を数種類ご用意いたしました。例1 例2
お近くにお住まいの方はぜひ子猫堂さんにご来店くださいませ。
革こもの展のページ
子猫堂へのアクセス
子猫堂HP
3月23日(日)、東京・雑司ヶ谷で開催された手創り市に出展いたしました。
お昼頃までは急に風が強くなったりしましたが、やがて落ち着いていい日和となりました。
おかげさまで、多くの方が来場してくれました。
端の方の工房Qのブースにもたくさん立ち寄っていただきまして出展した甲斐がありました。
友人・知人の差し入れや助力もあり、ひたすら感謝です。
工房Qは3月23日(日曜日)の東京・雑司ヶ谷の手創り市に出展いたします。
場所:東京都豊島区雑司ヶ谷3-15-20 雑司ヶ谷鬼子母神 地図
入場できるのは9:00-16:00になります。
今回の場所は本堂の右側のエリアになります。ブース番号は101番です。
下のリンクページでご確認ください。
2014年3月23日(日)開催 出展者リスト http://www.tezukuriichi.com/0323.html
この機会に、工房Qの製品を実際に手にとって見ていただけたらと思います。
はじめてお披露目する製品や、通常のラインナップにない色使いのものとか、非売品ではありますが話のタネになりそうな実験的製品なども持って行きます。
先日発売のモノマガジン3-16号の特集記事中に、工房Qのことがちょっぴり紹介されています。
特集は、すぐれた文具の使い手による「それぞれの文具活用術」。
工房Qの製品を愛用いただいている方が、使用中の文具として紹介してくださいました。
117ページに掲載されております。
よろしかったらご覧になってください。
なお、同ページ中に写真が掲載されている製品は以下の3点です。
私にとってはホームセンターの道具売場は文具店とおなじように刺激的な場所です。
もちろん文具好きと同時に道具好きという面もあるのですが、文具も道具の1ジャンルであり、道具売場には文具的なものも置いてあるからです。
そう、ホームセンターは文具店では売っていない文具を見つけることができる場所なのです。
実験的製品「ゼブラBankers専用革キャップ」の紹介記事をアップしました。
限定5個になりますが販売いたします。
工房Qのペンシルエクステンダーキャップはその名が示すように鉛筆補助軸(エクステンダー)用のキャップです。鉛筆キャップとは違います。保護・装飾という役割だけではない、鉛筆補助軸独特の弱点を補う使用上の利点もあります。他にも鉛筆補助軸用キャップを販売しているところを見かけていますが、当工房が最初に切り開いた分野と思っています。特殊でちっちゃな分野ですが、大人になっても鉛筆を愛用している方を応援したいという思いから作ったものです。
そんな思いが通じるととてもうれしいものです。
先日、オーダーいただいた方は工房楔さんの高級鉛筆補助軸「トゥラフォーロ」用にとペンシルエクステンダーキャップをご所望でした。
あけましておめでとうございます。
本年も工房Qをよろしくお願いいたします。
何より希少性を重視する工房Qは、今年も他にはないモノを提供していく所存です。
面白がってお付き合いくださいませ。
写真はいまどき希少なプリントゴッコを使った年賀状です。
工房Qでは、ちょいと変わったモノを作っておりますが、基本的にシンプルさにポイントを置いているのが特徴です。
見た目のシンプルさもそうですが、構造のシンプルさも。
新しいものを作る時、まず一つのパーツだけで作ることはできるかって考えてみることにしています。
金具とか糸は使うとしても、その他は一つの革のパーツだけで組み立てられるかどうかっていうチャレンジです。
無理やり一つのパーツにすることは非合理的なこともあり、手段を考えついても作るのをあきらめることは少なくありません。
ただ、中には合理的にできるものを思いつくことがあります。そういうものが完成すると独特な達成感があります。
他の物とは違う味が現れるうえ、縫合部分が少ないのでそれだけこわれにくいものになります。
現在、製品紹介ページにあるもので、付属品、金具、糸を除いて一つの革パーツだけでできているものは、実はこれだけ↓あります。
先日、ツイストリングノートメモ用に自作した「カタリフィル」について紹介いたしました。
その時、勢いで別の変わりモノを作ったと予告しておりましたが、今回はそれの紹介です。
ツイストリングノートとツイストリングノートをつなげたら面白いかもという思いつきを現実化してみたものです。
作ったのは、両サイドに穴をあけた表紙用のリフィルです。これでこのリフィルに2つのツイストリングノートメモを装着できます。2つなので「ダブリフィル」と命名しました。
穴を2か所あける関係上、綴じ具がかかる部分だけ普通のリフィルより長くしてあります。
カタリフィルは実際に使ってみて有用であるとすすめられるものですが、ダブリフィルの方は自分でも何に使えるかよくわかりません。
現在、工房Qはベーシックなメモ帳としてリヒトラブ社のツイストリングノートメモを愛用しております。(詳しくは「『一つのバッグに一つのメモ』のすすめ」ご参照のほど)
ツイストリングノートメモは手ごろな大きさで、リフィルの差し替えがきき、私好みの方眼ということで大変満足しております。
ただ一点の弱点を除いては。
その弱点は人によっては弱点と思わないかもしれませんが、私にとっては弱点になっております。
それは何かというと、硬さに乏しいということです。
立ってメモを取る時、メモ帳本体ががやわらかいと筆記動作も不安定になり、ただでさえ美しくない文字がもっと乱れてしまうのが気になるのです。
工房Qにもマスコットキャラクターがいます。
リングノートをモチーフとしたキャラクターです。
ベースになっているのはマイクロノートです。
今のところ4人いて、名前はそれぞれ、ノートン君(一応メイン)、キロク君、メモルちゃん、メモリちゃんです。
フリスク(FRISK)はもはや日本において最もポピュラーなタブレット菓子と言えるでしょう。
コンビニには常時5種類以上のフレーバーが置いてあるくらいです。
製品の魅力に加えマーケティングのうまさがものをいっていると思いますが、近年はタバコをやめた人がフリスクに流れていることもあるように感じます。
嗜好品として常時フリスクを持ち歩く人が増え、タバコにタバコケースがあるように、フリスクにもフリスクケースが使われるようになりました。
ただ、タバコは薄い紙製のパッケージのため保護の意味でケースの役割はありますが、フリスクのパッケージはハードで型崩れしないので、ケースは実用性というよりもオシャレを楽しむものとしての性格が強いようです。
そのためフリスクケースはタバコケースほどには普及していません。ケースを使うまで積極的にフリスクを楽しむ人はフリスクフリークと言っていいでしょう。
工房Qは、一般的でないちょっと変わったニーズが好きです。だから、フリスクフリークのためにさらにケースの存在意義を高めたいと考え、多機能フリスクケースを提案しております。
ケースに機能を付けることでフリスクケースにオシャレだけでない実用性を持たせようというのが狙いです。
先日、新発売した札カバーについて、早朝ウオーキング時に使う方がいることは製品記事中で紹介しましたが、ほかにも自分が気づかなかった使い方があることがわかり、紹介したいと思います。
製品として公開した直後、ニューヨーク在住の知人(日本人)からすぐに注文が舞い込みました。
知人とはいえ、海外からネット注文第一号が入るのは不思議な感じがしましたが、その理由を聞いて納得したのです。
昨日(11月17日)、東京・雑司ヶ谷手創り市に出展してきました。
出展を予定しつつ、台風で中止となってしまった9月は残念でしたが、今回は良く晴れ、風もなく穏やかな日となりました。おかげで人の出も多く、工房Qのブースにもたくさんの人が立ち寄ってくださいました。
過去の出展時に購入していただいたお客様や、ネット経由のお客様、また、文具イベントつながり、ツイッターつながりの方々、東京在住の知人・友人、そしてそれ以上いた初めてふらりと立ち寄って興味深く製品を見ていただいた方々...、皆さまに感謝です。東京まで出かけた甲斐がありました。雑司ヶ谷で同時開催していたブングテンの方からやってきた濃い文具ファンの方々とも少し交流できました。
蔵出し的に、以前作った「まかない文具」を一つ紹介します。
作品名は特に付けていなかったため、そのものずばりの名前を今になってつけました。
題して
「バインダーボール+バインダーシャープwithジョッター」
そもそもバインダーボールって何よ?という方のために、バインダーボールのことを説明すると、バインダークリップとボールペンが一体化した文具のことです。バインダーシャープはボールペンの部分がシャープペンに置き換わったものです。サンスター文具さんの製品です。→製品ページ
ボールペンとバインダークリップが一体化して何が便利かというと、ペンホルダーのないメモ帳などにコバンザメのようにペンを挟んで付けておくことができるということです。
文具&アナログガジェット好きな私は発売後すぐに入手したものの、自家用の文具類にはそれこそ「まかない」でペンホルダーをすでに付けてしまってあるものですから、活躍の場は見いだせないまま引き出しの中に眠っておりました。
バインダーボールが出た後、バインダーシャープが発売され、2つのバインダーシリーズ(?)を手に持っていじってみて、はたと浮かんだアイデアがあり、それを実現したのがこの「バインダーボール+バインダーシャープwithジョッター」なのです。
その経緯をば以下に・・・
「まるで、あつらえたようにピッタリ」という言い回しがあります。
この言い回し、皮肉にも「あつらえる」ことが減ってきたことによって使われる場面が増えてきたように思います。
効率性を追求した大量生産品が世の中のスタンダードになっているせいでしょうか。
いいと思って購入しても、どこかしっくりこない部分がある、そんな経験ありませんか?
大量生産品は「大勢の人にだいたい合う」ように作られているからです。
大量に製造・販売することでコストを下げているため安く手に入れられる一方、なにせ「だいたい」なので、大なり小なり合わない部分があります。
ぼちぼちと街にクリスマスの話題が持ち上がるようになってきました。
クリスマスイベントの参加を呼び掛けるポスターはこれから張り出されるかと思いますが、その掲示に工房Qの「革のがびょう」を使って見てはいかがでしょうか。
楽しい催し物なのですから、がびょうも華やかなものにすれば、盛り上がりますよ。
自分が作ったモノが売れると、とてもうれしいです。
ただ、へんな言い方になりますが「『売れないモノ』づくりもいいよなあ」って思っていたりします。
「売れない」という言葉は、使われる場面でいろいろな意味を持ちます。
マニア向けで売れ筋にはならない、という意味での「売れない」
特定の目的用に作ったモノだから、広く一般的には「売れない」
先端を行き過ぎて、利用する場面が少ないので「売れない」
たくさん製造できないので「売れない」
自家用で愛用しているので「売れない」
店のシンボルなので「売れない」
上記のどの「売れない」にも興味があります。
自動車メーカーがモーターショーで公開するコンセプトカーなんてその時点で「売れない」けど、欲しいと思ったりしますよね。
入れるのではなく纏う(まとう)...、お札のカバーという発想で作った新形態の財布です。
持ち物を最小限にして活動したい時にどうぞ。
製品紹介ページ
超シンプル「札カバー」
英語の辞書を見れば一目瞭然ですが、Qというアルファベットが名につく人や物は希少です。その希少性ゆえに記憶に残りやすいと思っています。
工房Qも「Q」を名乗っていますので、Qについてはすこしばかり敏感です。
記憶に残っているQについて、記録しておこうという試みが「記憶に残る『Q』の記録」シリーズです。
さて、その第一弾。
その昔、「マイティジャック」というテレビ番組がありました。
ウルトラマンで有名な円谷プロが制作した大人向けの特撮番組です。
空・海で活躍する万能戦艦マイティジャック号(MJ号)とその乗組員が活躍するドラマです
庭のキンモクセイが満開となりました。
2階の物干し場に立つと香りが漂ってきます。季節を感じる一瞬です。
この花を見ていて、季節感とは関係なく思い浮かんだイメージがあります。
それはメモ帳のRHODIA。
色が似ていると思いませんか。
文具ファンをこじらせるとこうした発想が出てくるようです。
試しにキンモクセイを少し摘み取ってRHODIAの上に乗せてみました。
工房Qの地元静岡には、知る人ぞ知る素晴らしい活動をしている会があります。
24年前に産声をあげたその会は「静岡自然を学ぶ会」と言います。
子育て中に身近な自然科学に興味を持った若いお母さんたちが立ち上げました。それから四半世紀近い間、途切れることなく現在にいたっているのは、会を運営する方々の好奇心、探究心のすごさを物語っています。スタート時9名だった会員数は他県にまで広がり、現在150名にもなりました。
工房Qは11月17日(日曜日)の東京・雑司ヶ谷の手創り市に出展することになりました。
9月もこのイベントに出展の予定でしたがあいにくの雨(台風)で開催中止となり、70-80%くらいの晴れ男の私としては11月は大丈夫だとふんでいます。
同日は、古本市の「みちくさ市」のほか、文具ファンのためのイベント「ブングテン」、トークショーなどもあり、雑司ヶ谷が文化祭のようににぎわう日となります。
東京近郊にお住まいの方はお時間がありましたらぜひお立ち寄りください。
工房Qにはマイクロノートという製品があります(参考記事:極小の小物紹介)。
その名の通り、非常に小さなリングノートです。
約18mm×25mmのとてもかわいらしいサイズです。こんな小ささでも革の表紙に和紙の中紙という「高級ノート」だったりします。
文具好きな方のために、常に身のまわりにつけておける文具として小さく作りました。
このノートはノートとしての実用性はありませんが、実用性ゼロかというとまた違います。
レザークラフトではいろいろな道具を使います。
工房Qも様々な道具を使っていますが、せっかくなので、レザークラフト道具としても他では見かけないちょっと変わったものを紹介します。
素材としての革は一定の厚さをしていますが、製品に仕立てていく過程で革の一部を薄くしなければならないことがあります。革を薄くする作業を革漉き(すき)と言います。
通常は電動の革漉きミシンを使って薄くするのですが、細かなところや、革漉きミシンを使いにくい部分は手作業で革を漉くことになります。
手作業の革漉きでは、革包丁を使うのがオーソドックスなやり方です。
工房Qも以前は革包丁で革を漉いていましたが、今は独特な形の小刀を使うことが多いです。
10月12、13の両日、静岡県護国神社でART & CRAFT 静岡手創り市が開催されました。
数日前まで雨が危ぶまれていましたが、結局は晴天で、すがすがしい気候でした。
この会場は緑豊かなところなので、気候がよいと抜群にここちよい空間になります。
そんなロケーションのイベントで全国130もの参加作家の中に工房Qも入れていただいたことは光栄なことです。
春に続き、2回目の参加となりますが、前回よりおそらく人出は多く、製品の売れ行きも前回よりもよかったです。
工房Qのブースに立ち寄っていただいた方々には感謝です。
工房Qの「ありそうでなかったペンホルダー」(仮題)のクリップ部分はワイヤークリップを使っています。
ワイヤークリップは、普及品であるダブルクリップの骨格をそのまま生かして製品化されたものなので、ダブルクリップと同等の挟み強度があります。
このため、工房Qのクリップペンホルダーは差し込み式のクリップを使った市販のペンホルダーと比べると抜けにくく、ある程度厚みのあるものにも使えるという利点があります。
手帳やノートに使うことを想定した普通のクリップペンホルダーより、もう少し幅広い用途で使えるのです。
今日は磁石の日ということなので...
以前、チラッと紹介したことがありますが、工房Qもマグネット製品を作っています。
題して「文具型マグネット」です。そのまんまですが...。
すでにアイコン化しているような文具をモチーフにしています。
大きさは約3cm×2cmという小ささで、文具のミニチュアのようなものにしました。
工房Qは10月12日(土)、13日(日)に静岡県護国神社で開催されるART & CRAFT 静岡手創り市に出展いたします。
全国から130を超えるクラフト作家さんが集まるイベントです。陶芸、木工、ガラス、金工など様々な手作り品が並びます。ハンドメイド好きにはたまらないクラフトマーケットだと思います。
工房Qはエリア1の14ブースに出展いたします。
詳細位置は下記URLをご覧ください。
静岡手創り市 2013年10月12,13日開催 出展者リスト
会場へのアクセス
前回の様子は以下の2つの記事をご覧ください。
9月22日、地元静岡で開催された静岡モレスキンミーティング(静モレ)に参加してきました。
文具好きの集まりで今回で3回目の開催になります。
伝説のノートブックと言われるモレスキン(MOLESKIN)愛好家たちが始めたのでモレスキンミーティングと言いますが、静モレはモレスキンにこだわらず、文具談義をしたい人達のための会合になっています。
人口が多い大都市では、それぞれの愛好家たちがちょくちょく開催していて文具好きの間ではさほどめずらしいイベントではなくなってきています。
静岡の場合、やっと3回目ということで開催頻度は高くありません。しかし、静モレならではの充実した内容になっています。
それは、運営スタッフの4方が念入りに準備してくれるからです。
一文具ファンとして頭が下がります。
会場は、文具・書店売り場と一体化したカフェでまさに文具ファン向きのロケーションでした。
しばらく前、普段使いのバッグとして無印良品(MUJI)のバッグを手に入れました。
手ごろな大きさで、丈夫な作りが気に入って愛用しておりました。
先日、ある考えを元に、このバッグをカスタマイズしました。
カスタマイズのコンセプトは、文具を「あらわし」で格納するバッグです。
と言っても、文具を見せびらかしたいからではありません。
フクザツな心境がその背景にあります。
工房Qは9月15日の雑司ヶ谷手創り市に出展させていただくことになりました。
3回目の出展になります。(写真は5月の手創り市の様子です)
今回は、鬼子母神エリアではなく、大鳥神社のエリアとなります。
魅力的な古本が並ぶ鬼子母神みちくさ市のほか、文具好きが集まるブングテンというイベントも近くで同時開催されます。雑司ヶ谷界隈にお出かけするには最良の日です。
東京近辺にお住まいの方、お近くに出かける用事のある方、工房Qに興味のある方はぜひお立ち寄りください。
日が近いので限界はありますが、現物拝見リクエストも早く連絡いただければ可能な限り対応いたします。9月発売の「ミンティアス」とかは数点持っていきます。
タイトルを見て「伝説の鉛筆補助軸」なんてものが存在するのか、と思った方すみません。
工房Qがまかないで、伝説の鉛筆「PALOMINO BLACKWING」用の補助軸を作ったので、その紹介になります。「伝説」の枕詞は鉛筆にかかるもので鉛筆補助軸にかかるものではないです。
さて、PALOMINO BLACKWINGは以前紹介した通り、消しゴム部分に最大の特徴があります。
普通の消しゴム付き鉛筆とは違って、平筆のようなフラットな消しゴムが付いていて、しかも取り外し可能なんです。
うれしい構造なのですが、先端から末端まで均一の太さでないこの形状であるがために、市販の鉛筆補助軸が使えません。
ギリギリの長さまで鉛筆を使うことを信条とする自分も、補助軸が使えない以上、この鉛筆はほどほどの長さまでしか使えないだろうなあと半ばあきらめておりました。
ところが、ある日、突如ヒラメキが舞い降りてきたのです。
鉛筆という筆記具の特徴は何と言っても削って芯を出すところにあります。
そのために多様な鉛筆削り器が存在しますが、そもそもは刃物を使って手で削るというやり方が原点です。
この原始的な鉛筆削りもやってみれば面白いもので、奥の深さを実感できます。
鉛筆削りを極める方向は3つあります。
生活設備メーカーのINAXが発行していたINAX BOOKLETというシリーズがあります。
写真をふんだんに入れて構成されたムック本です。
その中に、「携帯の形態」という号があります。
表紙に何やら電話の受話器に似たものがくっついた入れ物の写真がありますが、携帯電話の形態についての本ではありません。
携帯電話普及以前の発行(1993年刊)ですから。(ちなみに表紙の写真は鼓型の重箱です)
この本は、人が移動するとき持ち歩くモノ(携帯するモノ)の形態を様々な写真と資料で構成して紹介しています。
旅行のための化粧箱、医者の往信用の医療器具収納箱、髪結い職人の道具箱、茶道具が入った茶弁当箱などなど盛りだくさんの収納箱類が紹介されています。文具関連では初代チームデミも載っていたりします。
まかないノート(その2)からの続き
ツイストリングノートはシステム手帳ほど厚くないので、いくつものインデックスリフィルを挟む必然性はないのですが、使用中ページにすぐに到達できる仕組みはあってもいいと考えました。
そういった「しおり」の役割を果たすリフィルはシステム手帳にあります。ただ、システム手帳のパーツの場合、ページが変わるたびにいちいち金具から取り外してセッティングし直す必要があります。
そのわずらわしさを避けようと、装着したまま使えるしおりを考えました。
まかないノート(その1)からの続き
工房Qの「まかないノート」の表紙は革で作りました。当然ですよね。革工房の「まかない」なのですから。
別に一枚の革だけでも良かったのですが、ストラップとホックをつけてノートが開かないようにできるようにしました。これでだいぶ雰囲気がかわります。
「まかない文具」のうちの一つ、「まかないノート」について紹介します。
本題に入る前に、まず「まかないノート」のベースにしているノートのことから。
そのノートは、文具メーカーリヒトラブが出している名文具「ツイストリングノート」です。
リングノートなのにリフィルを差しかえることができるすぐれものです。
リフィル交換といえばシステム手帳があるじゃないかと思われるかもしれませんが、ツイストリングノートは本当にノート並みの厚さしかなく、システム手帳よりかなり薄いです。
必要な分だけセットしておけばいいのでスマートに持ち歩けます。
A5、B5といった普通のノートと同じサイズなので整頓もしやすいです。
このツイストリングノートの発展余地の大きさにホレました。
レストランとか料亭には、スタッフ用の食事「まかない料理」があることは良く知られたことです。
身内で食べるということもあって、使う素材は限定的ながら、ちょっと冒険した自由なレシピになっていることがあるようです。
料理屋に「まかない料理」があるのであれば、文具や雑貨を作る自分が、売ることをあまり考えずに手元にある素材で自分用に好き勝手に作る場合、「まかない文具」とか「まかない雑貨」とか言ってしまおうと思います。
例えば、
Hさんのスペシャルオーダー品。
ペンケースを持たずに鉛筆だけバッグに入れるから、と意外な使い方のために大人のペンシルキャップを購入してくれていたHさん。
鉛筆を2本持つことにしたから2連のキャップを作れないかと相談があり、作りました。
大人のペンシルキャップを2つ並べたような形になりました。
デッサンをする方は鉛筆を特殊な削り方にします。
多様な表現を可能にするため、芯を長く出す形で削ります。
鉛筆という道具を、絵を描くためにカスタマイズするというシチュエーションはとても好きだったりします。
ただ、芯を長く出すと折れやすいですし、収納したときに汚れやすいですよね。
そういうときは、鉛筆キャップの登場、なんですが、
工房Qがモノ作りで意識していること、それは「50年後、100年後の蚤の市の店先に珍品として並ぶような商品を作りたい」っていうことです。
「まじめに作られた珍妙なモノ」とでも言えばいいでしょうか。使い手に愛用されて、古美(ふるび)て味が出ていて、そこまで時間がたっても使えるくらい作りがしっかりしていて、なお、珍しくて捨てられずに残りそうなモノでありたいのです。
未来の蚤の市で誰かが、「あれっ、これってなんだろう。面白いね」って手に取ってもらうシーンを想像してモノ作りしています。
昨日(5/6)、工房Qは東京・雑司ヶ谷の手創り市に出展してきました。
ゴールデンウイークの最終日でしたが、天気が良く、さわやかな日とあって、大勢の方々が来場してくれました。
工房Qのブースは端の方でしたが、多くの方が訪れ、手に取ってくれたのがうれしかったです。
当工房のモノは機能的な特徴を打ち出すことを重視しているため、手に取ってみないとわからないことが多いのです。
そして、工房Qの製品のオーナーの方、Twitterでフォローしている方、サイトを見た方も来ていただきました。
最初から製品を見る目的があって来てくれた方々の存在はとてもうれしいです。
世にも珍しい鉛筆補助軸用のキャップ「ペンシルエクステンダーキャップ」。
工房Qのオリジナル製品です。
軸径11-13mmと太さが違う様々な鉛筆補助軸に適応します。
その秘密は、くびれ部分がある独特の曲線の2つのパーツを縫い合わせた構造にあります。
多少太さが違っていても、キャップ内側のどこかに適度に接触するようになっているため、ホールドできるのです。
お客様から
「実際、どんな鉛筆補助軸(ペンシルエクステンダー、鉛筆ホルダー)に合うの?」
という質問を受けることがありますので、実際にいろいろな鉛筆補助軸にはめてみた写真を紹介します。
ノートや手帳に付けられるクリップ式のペンホルダーを作りました。
クリップ式のペンホルダーはいろいろな製品が出てきていますが、メタル系か、革でも渋い色のものが多いと思います。
一方、手帳やノートは華やかな色合いのものがあるわけで、カラフルなペンホルダーが欲しい人がいるだろうと考えて製品にしたものです。
ゴールデンウイークの最後、5月6日(月)祝日に開催される東京・雑司ヶ谷の手創り市に出展いたします。
今回で2回目の参加となります。前回とは違う製品も持っていきます。
先日の記事で紹介したように、サイトでは販売していない製品も出す予定です。
東京近郊の方、また東京に出かける予定のある方、お時間があればお立ち寄りください。
ブースは103番です。
詳細は以下のリンクページをご覧のほど。
静岡手創り市についての報告の追加兼小物紹介+オマケです。
クラフトマーケットでは、工房Qのサイトに載せていない製品も店頭に並べます。主に、受注生産向きでない、ある程度まとめて作らざるをえないような物で、かつ小さな物、または気まぐれに作ったモノがそれになります。
これまで紹介していなかったそれらの一部をちょっと紹介します。
これらはいつも出すとは限りませんが、イベント受け渡し注文で予約販売可能なものもありますので、気になる方はメールにてお問い合わせください。
一番目は「文具型マグネット」
4月13、14日に地元の静岡縣護国神社で開かれた静岡手創り市に出展してきました。
このアート・クラフトマーケットは春と秋の年2回開催され、これまで来場者として何回も来ておりました。ちゃんとオリジナルのものを作る作家が多数参加するお気に入りのイベントです。
工房Qとして、自分が制作した物をオープンに売るようになったため、このイベントに参加させてもらおうと応募し、運よく選定していただけての初参加です。
工房Qは、4月13、14日(土・日)、静岡縣護国神社で開催される静岡手創り市に出展することになりました。
静岡にお住まいの方、たまたまそのころ静岡に来る用事がある方は、お時間がありましたらぜひお立ち寄りください。
緑の中のとても心地よい空間です。(写真は2012年の様子)
回遊できるので、ぐるぐる回りながら様々なクラフト作品を見ることができます。
未完成品って面白いと思っています。
やりかけで未完成というのではなく(それも面白い場合もありますが)、
一応、形になっているものの、
・何か足りない、だけど足りないことがはっきりしないようなモノ
・足りないことははっきりしていても、それを補完することによって、最も特徴的な部分を犠牲にせざるをえないため、補完できないモノ
・構造は出来ていても配色が決まっていないモノ
・使い手が自分用に「いじる」ことによってはじめて完成するモノ
いろいろあります。
地元静岡のモレスキンミーティング(第2回)に参加して来ました。
モレスキンミーティング(モレミ)はそもそも、モレスキンというノートファンの集まりなのですが、文房具を話題に盛り上がればよいというユルい集会です。実際、私はモレスキン使いではなかったりしますが文具好きなので参加したわけです。
写真は、モレミにつきもののモレスキンタワーです。
私はモレ使いではありませんが、中に、1冊所有するドンスキン(ドンキホーテのモレスキンもどき商品)を混ぜてもらっております。
東京・豊島区の雑司ヶ谷鬼子母神と大鳥神社で開催された、雑司ヶ谷手創り市に初出展してきました。
運よく日当たりの良い場所を提供していただいたものの、静岡人にとっては震える寒さでした。
お立ち寄りしていただいたお客様には、ひたすら感謝いたします。
わざと能力を隠しているような製品も多々あり、パッと見では特徴が良くわからないので、説明を聞いていただけるととてもうれしいです。
下町の鉛筆メーカー北星鉛筆の名品「大人の鉛筆」(写真上)。2011年の文具大賞を受賞しています。
鉛筆と言っても実際は芯ホルダーですが、木軸の風貌と使い方が鉛筆ライクなので鉛筆と名乗るのに異論はありません。
鉛筆を愛する工房Qも持っています。
「大人の鉛筆」はノックすれば芯が引っ込むのでキャップは要りませんが、つい先日、「鉛筆なんだからキャップをはめたって悪くはないよね」とふと考えました。
しかし、「大人の鉛筆」は普通の鉛筆と比べるとやや軸が太く、普通の鉛筆用の金属キャップは入りません。
入るのは先端の金属部分までなので、ぐらぐらしてホールドできないのです。
工房Qの「大人のペンシルキャップ」はご覧になっていただけましたでしょうか。
また、既にご愛用の方にも、さらに楽しんでもらうため、大人のペンシルキャップのカッコイイ使い方を紹介します。
工房Qはいろんなことを考えながらモノを作っていますが、底流には「能ある鷹は爪を隠す」という考え方があります。
一番の武器を前面に押し出さないモノが好きなんです。
そういうものは、一見シンプルで、取り立てて特徴がわかりません。
しかし、隠された機能を発揮するときにサプライズ(驚き)があります。
そのサプライズが快感になると思っているんです。使っている本人もそれを見た人も・・・
以前制作したフルオーダー品を紹介します。
こんなものも作りますってことでご参考のほど。
製作したのはカスタムナイフのナイフシース(さや)です。
注文の流れはやや、ややこしくて、エアライフルでの狩猟を趣味とする知人が、狩猟仲間の先輩があしらえさせたカスタムナイフを見て、ナイフシースをプレゼントしようと私に注文してきたものです。
自分はモノづくりが好きなので、こうした仕事をしているのですが、モノに限らず、作ること全般に興味があり、ワクワクする性質(たち)です。
モノではないもので作って楽しいことの一つ。それは商品の名前を作ること。
いわゆるネーミングです。
商品名やキャッチコピーを考えるコピーライターという職業があります。自分も機会があったらコピーライターのように世に出回る商品に名前をつける体験をしてみたいという願望がありました。ただしそんな機会はそうそう巡ってくるものではありません。
自分が趣味からモノ作りを始め、最初のうちは作品名を付けようなんてあまり考えていなかったのですが、人に頼まれてモノ作りして、同じようなモノを複数作るような体験をしはじめ、「あれっ、これって作品というより製品だよね」って感じ、
工房Qの「工房だより」には「モノモノしい話」の文具編・ガジェット編というのがあります。
「ものものしい」という言葉は普通、「異様な」とか「仰々しい」とか「大げさな」とか「緊張感が漂ってる」とか、そういう使われ方をする言葉ですが、ここの「モノモノしい話」は物好きなモノ好きが「モノ」について物語るコーナーだと思ってください。
「モノモノしい話・文具編」では、工房Qが手に入れたお気に入りの文具や、気になる文具について紹介していきます。
「モノモノしい話・ガジェット編」は文具以外のモノ、雑貨や日用品の小道具類について紹介していきます。ガジェットというと最近ではスマホやデジカメのようなデジタルガジェットのことを指すことが多いですが、工房Qで紹介するのはほとんどが電子機器ではないアナログガジェットです。
カード型ツールもアナログガジェットですが、数が多いこともあって「ツールカードの世界」として独立したカテゴリにしてあります。
工房Qのコンテンツはカテゴリに分かれています。
それぞれのカテゴリについて解説します。リンクを張ってあるので目次がわりに使ってください。
●「お知らせ」
トップページの3つ並んだ画像の真下にある部分です。ここでは新製品やイベント、その他お客様に知らせたいことを告知します。
●「製品紹介」
工房Qのオリジナル製品の紹介コーナーです
「文具系」「雑貨系」「実験的製品」に分かれています。
●「工房だより」
工房Qの近況や、工房Qのお気に入りのモノを紹介するカテゴリです。
「モノモノしい話:文具編」と「モノモノしい話:ガジェット編」「雑記」があります。
参考エントリ:「モノモノしい話について」
●「ツールカードの世界」
カード型ツールのコレクションを紹介するコーナーです。かつて別ブログで展開していた「ツールカードの世界」を徐々に移築して、追加し、完成を目指します。旧ブログでは紹介していないツールカードもここで紹介していきます。「文具系」「工具系」「日用品系」「デジタル系」「特殊用途系」に分類しています。
現代の日本ではモノがいろいろなところでダブついています。メーカーや流通業者の倉庫、店頭、そして家庭まで。
モノがすぐに手に入る便利な世の中を維持するためには、それも必要なことではありますが、最終的に不良在庫やタンスのこやしになって、せっかく作られたモノが役割をはたせないまま埋もれていくことが少なくありません。
そうなってしまったモノはかわいそうです。
特に革は、かつて生き物だった素材です。使われないモノになるために生まれてきたわけではないはずです。
だから、できるだけ最後の最後まで使ってあげたい。そういう思いがあります。
工房Qのロゴはいたって単純です。
方眼紙があれば、すぐに描くことができます。
というか、ロゴのデザインを考えるために方眼ノートを使っていて思いついたものなんです。
「方眼ノート好き」としての自分の性質を表すことにもなるし、EXCEL使っても描画できるし、直線だけなので手書きもしやすいし、なんてこと考えながら形を整えました。
子供のころからなぜか方眼紙が好きでした。
学校の授業では横罫のノートを使わざるをえませんでしたが、自宅では落書き用に方眼のノートをよく使ったものです。
方眼好きに無理やり理屈をつけてみると、
・そもそも形として、四角形が好き
・縦横のグリッドで図形をきれいに描きやすい
・縦にしても横にしても使えるお得感
といったところでしょうか。
ただ当時(ン十年前)、方眼ノートのバリエーションはかなり少なく、限られた選択肢のなかから選ばざるをえないのが残念でした。
方眼ノート(+メモ)の種類が増えてきたのは数年前からRHODIAが人気化したあたりからだと思います。
最近はいろいろなメーカーから、方眼ノートが出てきてうれしい限りです。
RHODIAのほかにも、Moleskineや、DELFONICSのRollbahn、marumanのニーモシネ、ツバメノート、LIFEのNOBLE NOTEなどなど、魅力的なメーカーから方眼ノート・メモのラインナップが出ていて購入を迷うほどです。
お気に入りの方眼ノートについて、この雑記でもおいおい紹介していきたいと思います。