昨日(11月17日)、東京・雑司ヶ谷手創り市に出展してきました。
出展を予定しつつ、台風で中止となってしまった9月は残念でしたが、今回は良く晴れ、風もなく穏やかな日となりました。おかげで人の出も多く、工房Qのブースにもたくさんの人が立ち寄ってくださいました。
過去の出展時に購入していただいたお客様や、ネット経由のお客様、また、文具イベントつながり、ツイッターつながりの方々、東京在住の知人・友人、そしてそれ以上いた初めてふらりと立ち寄って興味深く製品を見ていただいた方々...、皆さまに感謝です。東京まで出かけた甲斐がありました。雑司ヶ谷で同時開催していたブングテンの方からやってきた濃い文具ファンの方々とも少し交流できました。
蔵出し的に、以前作った「まかない文具」を一つ紹介します。
作品名は特に付けていなかったため、そのものずばりの名前を今になってつけました。
題して
「バインダーボール+バインダーシャープwithジョッター」
そもそもバインダーボールって何よ?という方のために、バインダーボールのことを説明すると、バインダークリップとボールペンが一体化した文具のことです。バインダーシャープはボールペンの部分がシャープペンに置き換わったものです。サンスター文具さんの製品です。→製品ページ
ボールペンとバインダークリップが一体化して何が便利かというと、ペンホルダーのないメモ帳などにコバンザメのようにペンを挟んで付けておくことができるということです。
文具&アナログガジェット好きな私は発売後すぐに入手したものの、自家用の文具類にはそれこそ「まかない」でペンホルダーをすでに付けてしまってあるものですから、活躍の場は見いだせないまま引き出しの中に眠っておりました。
バインダーボールが出た後、バインダーシャープが発売され、2つのバインダーシリーズ(?)を手に持っていじってみて、はたと浮かんだアイデアがあり、それを実現したのがこの「バインダーボール+バインダーシャープwithジョッター」なのです。
その経緯をば以下に・・・
耳かきという道具は細長いものなので、ペン的に携帯できるものではありますが、本当にペンのような耳かきは意外と少ないです。
今回紹介するのは、ちゃんとペンクリップがついているペン型耳かきです。
パッと見、ペンに見えますが、手に持つとペンにしては小さすぎることが実感できます。
「まるで、あつらえたようにピッタリ」という言い回しがあります。
この言い回し、皮肉にも「あつらえる」ことが減ってきたことによって使われる場面が増えてきたように思います。
効率性を追求した大量生産品が世の中のスタンダードになっているせいでしょうか。
いいと思って購入しても、どこかしっくりこない部分がある、そんな経験ありませんか?
大量生産品は「大勢の人にだいたい合う」ように作られているからです。
大量に製造・販売することでコストを下げているため安く手に入れられる一方、なにせ「だいたい」なので、大なり小なり合わない部分があります。
ぼちぼちと街にクリスマスの話題が持ち上がるようになってきました。
クリスマスイベントの参加を呼び掛けるポスターはこれから張り出されるかと思いますが、その掲示に工房Qの「革のがびょう」を使って見てはいかがでしょうか。
楽しい催し物なのですから、がびょうも華やかなものにすれば、盛り上がりますよ。
自分が作ったモノが売れると、とてもうれしいです。
ただ、へんな言い方になりますが「『売れないモノ』づくりもいいよなあ」って思っていたりします。
「売れない」という言葉は、使われる場面でいろいろな意味を持ちます。
マニア向けで売れ筋にはならない、という意味での「売れない」
特定の目的用に作ったモノだから、広く一般的には「売れない」
先端を行き過ぎて、利用する場面が少ないので「売れない」
たくさん製造できないので「売れない」
自家用で愛用しているので「売れない」
店のシンボルなので「売れない」
上記のどの「売れない」にも興味があります。
自動車メーカーがモーターショーで公開するコンセプトカーなんてその時点で「売れない」けど、欲しいと思ったりしますよね。
入れるのではなく纏う(まとう)...、お札のカバーという発想で作った新形態の財布です。
持ち物を最小限にして活動したい時にどうぞ。
製品紹介ページ
超シンプル「札カバー」
英語の辞書を見れば一目瞭然ですが、Qというアルファベットが名につく人や物は希少です。その希少性ゆえに記憶に残りやすいと思っています。
工房Qも「Q」を名乗っていますので、Qについてはすこしばかり敏感です。
記憶に残っているQについて、記録しておこうという試みが「記憶に残る『Q』の記録」シリーズです。
さて、その第一弾。
その昔、「マイティジャック」というテレビ番組がありました。
ウルトラマンで有名な円谷プロが制作した大人向けの特撮番組です。
空・海で活躍する万能戦艦マイティジャック号(MJ号)とその乗組員が活躍するドラマです
小っちゃいペンのようでかわいらしく、つい買ってしまったものです。
全長52mm 軸径9mmという小ささ。
小さなスポンジのようなものが入っていて、アロマオイルを染み込ませて使います。
ペン型になっているのはポケットなどに付けて使うためだと思いますが、付けていることを忘れて、無くしてしまいそうな気がします。
同じラインのアロマディフューザーでもチェーンがついたネックレス型があり、そちらの方が無くしにくいと思いますが文具ファンとしてはこちらを選んでしまったわけです。
役に立つキーカバー「コインホルダーキーカバー」について製品紹介記事をアップしました。
500円玉を保持できる他にはないキーカバーです。
コインホルダーキーカバー