東京・豊島区の雑司ヶ谷鬼子母神と大鳥神社で開催された、雑司ヶ谷手創り市に初出展してきました。
運よく日当たりの良い場所を提供していただいたものの、静岡人にとっては震える寒さでした。
お立ち寄りしていただいたお客様には、ひたすら感謝いたします。
わざと能力を隠しているような製品も多々あり、パッと見では特徴が良くわからないので、説明を聞いていただけるととてもうれしいです。
下町の鉛筆メーカー北星鉛筆の名品「大人の鉛筆」(写真上)。2011年の文具大賞を受賞しています。
鉛筆と言っても実際は芯ホルダーですが、木軸の風貌と使い方が鉛筆ライクなので鉛筆と名乗るのに異論はありません。
鉛筆を愛する工房Qも持っています。
「大人の鉛筆」はノックすれば芯が引っ込むのでキャップは要りませんが、つい先日、「鉛筆なんだからキャップをはめたって悪くはないよね」とふと考えました。
しかし、「大人の鉛筆」は普通の鉛筆と比べるとやや軸が太く、普通の鉛筆用の金属キャップは入りません。
入るのは先端の金属部分までなので、ぐらぐらしてホールドできないのです。
工房Qの「大人のペンシルキャップ」はご覧になっていただけましたでしょうか。
また、既にご愛用の方にも、さらに楽しんでもらうため、大人のペンシルキャップのカッコイイ使い方を紹介します。
工房Qはいろんなことを考えながらモノを作っていますが、底流には「能ある鷹は爪を隠す」という考え方があります。
一番の武器を前面に押し出さないモノが好きなんです。
そういうものは、一見シンプルで、取り立てて特徴がわかりません。
しかし、隠された機能を発揮するときにサプライズ(驚き)があります。
そのサプライズが快感になると思っているんです。使っている本人もそれを見た人も・・・
先日、100円ショップで購入したシャープペンが面白いので紹介します。
なんと芯の断面が円ではなく、横長の四角になっているんです。
字がかすれかけていますがよく見ると
おばけえんぴつ(ぬらすとばける)
と書いてあります。
2010ごろ骨董市イベントで入手した古い鉛筆100本セットの中に2本だけ入っていました。
古いもののようですが、私の子供のころには見かけたことはありません。
地域性のある商品かもしれません。
買った当初、ネットで調べようと検索してみたら、以下の情報がありました。
ディジタルさんのブログエントリ「「『お化け鉛筆』て知ってますか?」2009.10/12より
普通に書くと2Hくらいの薄さの字しか書けないのですが、芯に唾や水をつけて書くと字が濃い紫色に変化するのです。
興味津々です。試してみたい気がするのですが、2本しかないのでもったいなくて試せません。
・・・と思っていたのですが、
あけましておめでとうございます。
昨年末に静かに開店した工房Qに、新年早々のご訪問ありがとうございます。
皆さまにとって、今年がよい年になるようお祈りいたします。
動き出したばかりのwebサイトですが、今後ともごひいきによろしくお願いします。
※写真は昨年末にサポートが終了したプリントゴッコで作った年賀状です。この希少性も工房Qの味のつもりです。
さて2013年ってどんな年なのだろうと思ってwikipediaを開いてみて、今年の予定を見たら、のっけにあったのが以下の情報でした。
全長65mm。
「またずいぶんと小さいペンがあるなあ」と目を留めたのが、この製品との出会いです。
使い勝手から考えるとペンとしては問題がある大きさです。
そう思って良く見たら、ペンではなく、楊枝入れでした。
以前制作したフルオーダー品を紹介します。
こんなものも作りますってことでご参考のほど。
製作したのはカスタムナイフのナイフシース(さや)です。
注文の流れはやや、ややこしくて、エアライフルでの狩猟を趣味とする知人が、狩猟仲間の先輩があしらえさせたカスタムナイフを見て、ナイフシースをプレゼントしようと私に注文してきたものです。
円盤型のコンパスです。1980年代前半だったでしょうか、面白い構造にひかれて購入しました。渋谷の東急ハンズにて、当時¥780。
3枚の円盤が重なるようになっていて、円盤の直径は53mm。円盤と円盤の間に針のついた支持棒と鉛筆を挟み込む構造です。
普通に使う鉛筆をそのままの形で使えるのがミソです。
円盤のつまみを回してゆるめて、針と鉛筆の間隔をとり、円を描くというもの。パテントNoが書いてあるくらいだから、きっとアイディアには相当な自信があったと思います。