工房Qは11月17日(日曜日)の東京・雑司ヶ谷の手創り市に出展することになりました。
9月もこのイベントに出展の予定でしたがあいにくの雨(台風)で開催中止となり、70-80%くらいの晴れ男の私としては11月は大丈夫だとふんでいます。
同日は、古本市の「みちくさ市」のほか、文具ファンのためのイベント「ブングテン」、トークショーなどもあり、雑司ヶ谷が文化祭のようににぎわう日となります。
東京近郊にお住まいの方はお時間がありましたらぜひお立ち寄りください。
工房Qにはマイクロノートという製品があります(参考記事:極小の小物紹介)。
その名の通り、非常に小さなリングノートです。
約18mm×25mmのとてもかわいらしいサイズです。こんな小ささでも革の表紙に和紙の中紙という「高級ノート」だったりします。
文具好きな方のために、常に身のまわりにつけておける文具として小さく作りました。
このノートはノートとしての実用性はありませんが、実用性ゼロかというとまた違います。
付せんが付いた鉛筆キャップです。
付せんとボールペンが一体化した製品は既にありますが、鉛筆と付せんの組み合わせはありませんでした。
「誰か製品化しないかな」と思っていたら、いつのまにか、製品がでておりました。
見つけたときは「おお、ついに現実化したか」と喜び勇んで購入しました。
文具のクリップの形をしたマネークリップです。
盲点突かれた思いもあり、
「文具好きとして買わないわけにはいかない」
という勢いで入手したものです。
ペン型のピルケース。
ペンとしては太すぎますが(径18mm)、ちゃんとペンクリップがついているのでペン型グッズです。
4つのコンテナに分かれています。すなわち4種類の錠剤を入れられるのですが、
「これ、細かいものをペンケースに収納するのに便利だよね」
ってひらめいて購入しました。
レザークラフトではいろいろな道具を使います。
工房Qも様々な道具を使っていますが、せっかくなので、レザークラフト道具としても他では見かけないちょっと変わったものを紹介します。
素材としての革は一定の厚さをしていますが、製品に仕立てていく過程で革の一部を薄くしなければならないことがあります。革を薄くする作業を革漉き(すき)と言います。
通常は電動の革漉きミシンを使って薄くするのですが、細かなところや、革漉きミシンを使いにくい部分は手作業で革を漉くことになります。
手作業の革漉きでは、革包丁を使うのがオーソドックスなやり方です。
工房Qも以前は革包丁で革を漉いていましたが、今は独特な形の小刀を使うことが多いです。
10月12、13の両日、静岡県護国神社でART & CRAFT 静岡手創り市が開催されました。
数日前まで雨が危ぶまれていましたが、結局は晴天で、すがすがしい気候でした。
この会場は緑豊かなところなので、気候がよいと抜群にここちよい空間になります。
そんなロケーションのイベントで全国130もの参加作家の中に工房Qも入れていただいたことは光栄なことです。
春に続き、2回目の参加となりますが、前回よりおそらく人出は多く、製品の売れ行きも前回よりもよかったです。
工房Qのブースに立ち寄っていただいた方々には感謝です。
新製品、フルオープンペンケース「Akeru」 Ver.1について記事を更新しました。
超シンプルなのに付加機能があります。
詳しくは製品ページ↓をご覧ください。
フルオープンペンケース「Akeru」 Ver.1
日本語で表せば「灰皿ペン」(「ペンは日本語?」というツッコミはなしで)。
キャップをはずすとタバコの吸い殻が入れられるようになってます。
ようするに空洞。
Goody gramsという会社の製品のようです。
工房Qの「ありそうでなかったペンホルダー」(仮題)のクリップ部分はワイヤークリップを使っています。
ワイヤークリップは、普及品であるダブルクリップの骨格をそのまま生かして製品化されたものなので、ダブルクリップと同等の挟み強度があります。
このため、工房Qのクリップペンホルダーは差し込み式のクリップを使った市販のペンホルダーと比べると抜けにくく、ある程度厚みのあるものにも使えるという利点があります。
手帳やノートに使うことを想定した普通のクリップペンホルダーより、もう少し幅広い用途で使えるのです。